岡田斗司夫公式ブログ

ノーカット版

2012年04月29日

4月10日に開催された朝日新聞主催の講演会「よりよく生きる――be10周年 読者とともに」 。
本日の朝日新聞朝刊に、当日の講演内容のまとめが掲載されました。

掲載されたのは、1時間弱の講演を、朝日新聞編集部が90行にまとめたものです。
せっかくですのでこちらのブログでは、当日の講演会の音源を、まるまる公開したいと思います。
お時間あるときに、ゆっくりお楽しみください。



この講演を、そのまま文字に起こしたものも作成しました。
お急ぎの方は、こちらをお楽しみください。
と言っても、2万文字近くとかなり長いです。
前編、後編、二つに分けてお届けします。

また、当日までの新人スタッフ奮闘記 も公開中!
併せてお楽しみください!

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2012年04月17日

またまた、「評価経済社会」関連のインタビュー記事です。

週刊エコノミスト4月24日号(2012年4月16日発売)

P46 ワイドインタビュー「問答有用」396 掲載分 
「オタク王」の社会実験
岡田斗司夫 著述家、「FREEex」代表


edit03
お金を動かさなくても、経済は回る
考えるだけでなく、やっていけると実証しないと人はついて来てくれない


 奇しくも、巷ではCDが売れなくなって、音楽事務所がやっていけないと悲鳴をあげているというような噂がネット上で話題になっているようですね。
livedoorニュースより:「音楽事務所」というビジネスの終焉

 まさにタイムリー。

 岡田斗司夫が「評価経済社会」「FREEex」に馳せる、熱き思いをノーカット版にて公開します。

 ますは、音声から



テキストと一緒に楽しみたい方は ”続きを読む” をポチッとしてからどうぞ。


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2012年01月17日

2012年1月16日(月)発売、集英社「週刊プレイボーイ」インタビュー取材記事のノーカット版の掲載です。

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[特集]「失われた30年」を読書でサバイブ!20代のためのビジネス書・これが最新定番だ!「これからはあなた自身も常に格付けされる社会が来る。大切なのは『防衛力』です」 

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2012年01月02日

角川春樹事務所『美人百花』2011年12月号、「カルチャーコンシェルジュ」インタビュー・ノーカット版の掲載です。(聞き取れないところは?になっています)

インタビュアー:コラムニスト 芳麗さん(http://allabout.co.jp/gm/gp/525/



芳麗 人生の法則であったりとか、スマートノートとか、もちろんレコーディングダイエットもそうなんですけど、私自身もそうですが、女性のものの考え方とかって論理的じゃなかったりとか、自分をあまり分からずに悩みをジャグリングするような・・・まさに書いてらしたようにするようなところがあるので。

岡田 はい、ジャグリングですよね。

芳麗 そういう悩みを解決すべき書みたいなものは、もちろんこういう仕事もしてるし好きだから読んではいたんです。でも、この中で言うと私は圧倒的に理想型だったんです。やっぱりうまく使いきれないというか、もっとモヤモヤが大きすぎて。構成したりするときは使うけど、自分の人生にはうまく使えない。でも、岡田さんの本を読んでるとすごい・・・まあ、うまくできるかどうかは別として、すごく腑に落ちるところがあって。

岡田 ありがとうございます。

芳麗 やっぱりあらためて読みながら、自分の欲望であるとか生きていて楽しいことをよく知ることって大事なんだなっていうふうに思ったり。それともう1つ、論理力を身に付けて、岡田さんも持ってらっしゃるメソッドなんかを使いながらやれたらいいなと思う感じで話を進めていきたいんですけれども。まず、岡田さんの言葉で・・・

岡田 僕の言葉でですかね。

芳麗 はい。岡田さんの言葉で、自分を知ることというか、欲望を知ることが大事だというふうに思われたというのは、昔からだとは思うんですけれども。

岡田 ちょっととっかかりが。さっき言ったところから始めたいんですけども。基本的に僕、論理的になるということはおっさんになるということだと思ってるので。

芳麗 なるほど。

岡田 女の人は考えが複雑すぎるんです。「これもある。でも、あれもある」って、物を考える時に関連性込みで引っ張ってくる。1つ手繰ったらそれにいろいろ糸が付いていて、その糸の先にいっぱい重たいものが付いてるんです。網引っ張るみたいにして、そうしたらそこにいっぱいものがあるから、引っ張り上げられないんですよね。男が論理的にというか、理屈っぽくものを考える時って、大体単純化するんです。だから、脳の仕掛けとして女の人は複雑なことを複雑なまま考えることができる。男はあえて単純にすることができるから、バカになる能力と論理的になる能力はほとんど同じなんです。女の人がたぶん間違えちゃうのは、賢くなることと論理的になることを同じだと思ってるから。

芳麗 同じだと思ってます。

岡田 違います。論理的になるのはバカになるということです。物事を単純化するというのは、子どもみたいに見るということですから。そうすると、本質が見えることもあるんですけども、大事なディティール取りこぼすんです。男は取りこぼしてもいいと思ってるんです。というより、はなから見えてない。なので単純化できる。そうすると論理でわりと面白いものが構成できるんです。抽象論になっちゃうんですけど。だから、男に相談すると、相談中に「だからこうすればいいんだよ」みたいなことを言われるじゃないですか。あれは彼らが物事を単純化して捉えて、「だったらこういうふうにする」。でも女の人は、もっと理屈になる以前のこの感覚みたいなものが分かってほしいって話すんですけども、そこは分かる能力がないんです、僕らには。ない。

芳麗 なるほど。

岡田 僕らは言葉をしゃべる犬ですから。

芳麗 (笑)なるほど。

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2011年12月31日

『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』(阪急コミュニケーションズ)の前書き全文を掲載します。
 せっかくこの本に注目が集まってるので、できるだけ沢山の人に読んで欲しいなぁ。

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ニュース系で大評判になってる「著作権を無くして音楽やマンガを自由に流通させろ」「作者には握手会で金やればいい」という発言の、ノーカット版です。
 刺激的なタイトルで期待した人には申し訳ないけど、わりとまっとうな内容だよ。
 ネットで流れてるのは、僕や福井先生の発言とは違ったまとめや引用だけど、それが起爆剤となってこのサイトに来て読んでくれて、著作権に興味持ってくれる人が増えるなら大歓迎です!

『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』(阪急コミュニケーションズ)のP100~P123に掲載されている対談の、チェック前原文ですので、てにおはなど一部読みにくいのはご容赦を。

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2011年12月29日

いろんなニュースサイトで話題になっている「コミケに地域通貨を導入する」の原文をノーカットで掲載します。
 『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』(阪急コミュニケーションズ)のP145~154に掲載されている対談の、チェック前原文ですので、てにおはなど一部読みにくいのはご容赦を。

 ここに掲載した原文と、ニュースサイト記事を比較するのも一興です。



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2011年12月24日

週刊SPA!で取材を受けたんだけど、その内容の一部が日刊SPA!に転載されている。
 で、以下は長いけど元インタビューのノーカット版。
 「まとめ記事」というのが、元のインタビュー文字起こしから、かなりかいつまんで作らないと、あのように短くならないか、というのもポイントかな。

 取材は2011年12月6日(火)に行われた。


――岡田さんは20代でガイナックスを設立して、30代半ばで退社しますが、どういう考えで退社を決意したのでしょうか

岡田「辞めなきゃいけなくなったらパッと辞めるのが僕の考え方なので、今日の話にも繋がってくると思うんですけど、何をすべきかよりは、何をしないかの方が大事であって、することはほっておいてもしたくなるんですよ。おなかが空いたら何か食べたくなるけど、大事なのはおなかが空くことみたいな感じで、変な言い方になるんですけど、何をやらないかをハッキリ決めること。40歳になったら判断力もついてる頃だから、惰性でやっていることとか、やらなきゃいけないと思ってやってることなど、そういう癖はやめる。ダラダラ人生はやめると。向いてない仕事をしてると思うんだったら、その仕事を辞めるのも方法なんだけど、向いてない仕事だなと考えるのをやめる。俺の人生は向いてない仕事をするんだと。だって40歳までしてたんですよ。切り替えつかないですよ。だからダラダラ仕事をすることに悩まない、落ち込まない。そういう無駄なことはやめる。だから40歳はやめる時期ですよね。何をやるのかというのは、しょっちゅう変わるじゃないですか。やりたいことはどんどん出てくるから。いかに、やりたくないことから抜けるか、逃げるか。その逃げるかということをハッキリと意識的にやるのが40歳に入ってから、もう折り返し地点ですよ。残った時間は少ないので、サッサと1分でも早く」

――何かをやめることはリスクも生じますよね

岡田「リスクも生じるけどダラダラ何年も続けたら、それによる被害の総額の方が被るダメージよりも大きい。この女と、この先も付き合うのかとか思って付き合ってますよね。この女と3年付き合った時の目の前の真っ暗さ加減を考えると面倒くさくても別れられるはずなんですよ。3年先までのスパンで考えるというのが、30代後半ぐらいにならないとできないと思うんですよね。あと3年これを続けるつもりだったら、おやんなさいと。あと3年続けると考えて先が真っ暗になるようだったら、さっさとやめなさい」

――20代の頃は、そういう考え方はできなかったんですか

岡田「20代の頃はやんなきゃいけないと。20代の頃は視野のパースペクティブが広くないんですよ。時間的なモノが。だから今日何かをやったことが、来週成果が出てないと気が済まない。それで人生のサクセス本とかを読む訳ですよ。20代、30代前半というのは焦って。今やったことで来週とか来月に実りが欲しい訳ですよ。40代になると今やっとけば3年後ぐらいに結果が出るなとか、逆に言えば、これを続けていて3年後もこのままかと思ったらやめる。いつも飲んでる友達の顔とかを見てて、3年後もこいつらかと目の前が暗くなったらパーンとやめる」

――仕事に限らず人間関係もリセットが必要だと

岡田「そうやって自分のメモリーに余地を作らないと、みんなCディスクを98%使ってるんですよ。あと2%しか残ってないでしょう。で、何か40代になって切り替えたいとか、人生をもう一回考えたいとか、メモリーディスクの容量を半分空けないとダメなんですよ。せめて半分、本当言えば3分の2ぐらい空いてるといいんだけど、せめて半分空けましょう。そのためには98%の今使ってるモノの負担をガッと減らす」

――岡田さんが会社を辞める時は、その先に明確なモノは見えていたんですか

岡田「いやいや。僕は会社を辞めたのって、その時が人生で3回目ぐらいなんですけど、ごく最近でも2〜3年に1回は仕事を辞めているんですよ。その度に仕事のジャンルをガラッと変えてる。2年前に印税とか原稿料を貰うのをやめると決めたのもそうですけど、何かやめる時って、これを続けてる時の、さっきも言った、これは先がないなってことでやめていいんですよ。それでメモリーを軽くしてから考える。転職とは別なんですけどね。転職に関して言えば、次の就職活動をしてから辞めるのがお勧めなんですけど、そうじゃなくて掴みどころのない問題全般を、まずやめてから考えるのが正しいと思います」

――それは、できるだけまっさらな状態の方が次の考えが思い付くってことですか

岡田「そうですね。仕事に関して言えば僕は、次を決めてから辞めるという考え方なんですけど。新しく英語の勉強をしようかなとか、資格を取りに行こうかなって思う時は、まず時間を作るんですね。まず時間を作って、自分に空いてる時間を。金曜日の夜だけ空いてるから英語の勉強に行こうと思っても、それで勉強に行っちゃダメなんですよ。月曜から金曜の夜までを空けるようにするんです。それで1週間空いた状況を作ってみて、まだ英語を勉強しに行きたいんだったらいいんですけどね。たぶん金曜だけ空いてるから行こうというのは本当に行きたいからじゃないんです。小腹が空いたから手近にある食べ物をコンビニで探してるような状態で、本当に自分は何が食べたいのかという贅沢な選択をしてないんです。まず贅沢な選択というのは時間を作る。という訳で40歳になって皆さんにお薦めするのがやめること。えーと、三大やめることは……ネットと金儲けと自分探し(笑)」

――SPA!で特集するモノばかりですね(笑)

岡田「最近、僕はFX取引は中産階級のパチスロって呼んでるんです。パチスロファンであることは全然構わないですよ。FXもパチスロとしてやりなさいと。20万、30万かけた大人のパチスロですよ。いい大人がヨソのオッサンと一緒になって『行くぞ〜!』って女の子のアニメ声に励まされてスロットにお金入れてる場合じゃないでしょう。それなら家でカチカチやってる方がいい。だから中産階級のパチスロがFX取引を含めた短期的な金儲け。これらを21世紀の酒・ギャンブル・女と言ってるんです。たしなむ程度にとどめようと。20世紀までの男性は酒・ギャンブル・女をやる。やらないと人間の深みが出ないんだけど、たしなむ程度で身を持ち崩したらバカだよと。21世紀の酒は何かと言うとネットなんですよ。ズルズルと時間ばっかくって、しょっちゅうやってなきゃ気が済まない。ちょっと空いたら、すぐ酒を飲まなきゃいけないみたいなアル中状態ですよ。『ネットをやってない奴に何が分かるか』とか『ネットじゃない場所でどうやって本音を喋ればいいんだよ』とかいうような、いい感じで酔っ払っている。ギャンブルはFX取引。女は夢とか自分探し。女と言うのはどういうことかと言うと、本気で追っかけたりして、それまでの自分が積み上げたモノをパーにしちゃいけないよと。恋愛を否定しているんじゃないんです。女に入れ上げて自分の軸がブレちゃいけないってことなんです。自分探しをして自分の軸がブレちゃいけない」

――その心理に辿り着いたのは、岡田さんも40代になってからですか

岡田「もちろん30代までは振り回されていましたよ(笑)」

――逆に言うと振り回される時期も必要だと

岡田「ほっておいても振り回されますから。振り回されていい時期なんて絶対ないですけど(笑)。振り回される、振り回されないは頭の中のアドレナリンなどにも関係してくるから、どうやっても20代は振り回されるし、30代もそれが残っているんです。20代は戦争に行ってるんですよ。脳内アドレナリンの戦争に行ってるんです。30代はリハビリなんですよ。40代でようやく生活の再構築をやるんです。あと年齢的なことでやっておいた方がいいのは育児ですね。結婚とか恋愛をしなくていいから育児だけはした方がいい」

――その方が難しいですよね

岡田「いやいや。シングルマザーと付き合えばいいんですよ。育児はやった方がいい。育児をやらないと自分が分からないんですよ。自分という人間って、自分の成長と一緒に自意識があるモノですから、今の自分というモノが当たり前にできていると思うんですけど、子供と一緒にいると、俺もこういう時期があったなとか、子供同士のやり取りを見ていると、これ俺にもあったわとか、この時にどうすれば良かったなとか。あの時に親に言われたこととか人に言われたことが、やっと分かる。ようやく答え合わせができるんです。答え合わせを30代のうちにやっておくと、40代になって人に話す時の説得力にレバレッジがかかるんです。2倍、3倍になるんですよ。これは特に男性に言えるんですけど、子供を育てていない男の40歳を過ぎての説得力には、なかなか厳しいモノがある。結婚しなくても育児だけは、やっといた方がいい」

――たとえ子供がいても、仕事に打ち込みたいとか、育児を面倒がる男性も多いじゃないですか

岡田「仕事の負荷は年齢が上がるに連れて下がるんですよ。20代の頃って仕事が難しいけど、30代40代になるとどんどんやりやすくなってきて楽になるから、仕事に打ち込むのが逃避になっちゃうんです。それはやらない方がいい。40代は手を抜かないと、そいつは働いてないってことです。手を抜けば抜くほど誰かに任せてると。それが人を育てるってことになるんです。40代になって働いてはいけませんよってことじゃないんですけど、仕事の半分は指示で、半分が教えるぐらいがちょうどいいんですよね。自分でやってたら、ずっと自分のやり方しか分からなくなっちゃう」

――話は戻りますが、岡田さんは30代になってから文筆業をメインに活動していきますが、それは20代の頃から考えていたことではなかったんですか

岡田「いやいや。まず辞めてから。大事なのは辞めること。まず、もういいやって辞める。もう嫌だで辞めるのは残務処理なんです。やめる時に、1.まだちょっとやりたいな、2.もう十分だな、3.何か嫌になってきたな、4.もう嫌だ! この1〜4段階があって、1で辞めるのがベスト。4で辞めるのが最悪。でも1で辞める奴なんて、まずいないんですよ。僕らが考えるのは4で辞めないこと。せめて3、できれば2で辞める。まだちょっとやりたいなで辞めるのが本当にベストなんですけど。何でもそうですね」

――新しい仕事などにチャレンジする時、新たな人たちと付き合っていかなければいけないですけど、その際に意識したことは

岡田「下になるんですよ。30代、40代になると、だんだん周りが敬語になってくるでしょう。新しいところに入ると20代の若者でも自然と敬語で話せるんですよ。そうやって、いつでも腰を低くして入っていければ、どんなところでも生きていけるようになるし」

――変なプライドが邪魔をすることもありますよね

岡田「分からないところだったら変なプライドが邪魔できないですよ。ドイツとかに急に連れて行かれて、今日からドイツ語で暮らせって言われたら、変なプライドの出しようがないですよ」

――新しくやりたいことを見つけるコツというのは好奇心が大きいんですか

岡田「それに関しては僕の事例は役に立つとは思えないですね。僕は特殊な業界にいた人間なので、それがサラリーマンや公務員として働いている人に役に立ちそうもないんですけど。さっき言ったように仕事に関しては、辞める前に新しい仕事を見つけるというのが僕の考えなんですけど、自分の自由時間の使い方とか、勉強とか、友達付き合いに関しては、僕は一貫してまずやめること。やめて空き時間を作ってから何をしたいのか考える。じゃあ、どういう風なモノを見つけるかと言うと、見つけるのを今考えるとダメなんですよ。空き時間を作ってから! メモリー98%の状態で考えちゃダメ。まず台所を片付けよう。メシ作るんだったら」

――その空き時間に焦りや不安は生じないんですか

岡田「焦るとしたらやりたいことがないからでしょう。だったら、これまで通りの生活をやればいいじゃないですか。俺やりたいことないんだと、じゃあ、これからは皆の言うとおりに生きて行こうと」

――空き時間を作れば、やりたいことがないことにも気付けると

岡田「本当にやりたいことがないと分かったら、周りの人のために生きて行けばいいんだし。でも時間作った結果、何かやりたいことがポコッと出るんですよ、人間って。出なきゃ出ないで目出たいんですけどね。それをやっておかないと定年で退職した時に皆スゴく辛くなります。あれぐらい生命エネルギーが枯れてくると、本当に何もなくなるんですよ。膨大な時間だけがあって(笑)」

――やりたいことを見つけるために誰かをお手本にするって選択肢はどうですか

岡田「だいたい男がお手本にするような人って寿命が短いじゃないですか。キリストとか織田信長とか30代でポコポコ死んでいくでしょう。あんまりお手本にならないですよ。僕が、さっきから何でやめるのかって言うと、やりたくないことをやってることが、あまりにも多いからなんです。なので何かを手本にしてこうなるのではなく、周りからネガティブな手本を見つける訳です。これはマズいなと。大体そういう人はやりたくないことをやってるんです。そうならないために、すぐやめる。仕事ぶりを見てたら、やりたくないことをやってるなって分かりますよね。あんまり楽しんでないなと。自分も同じような生活をしていて、3年後もこれをやってるんだとしたら目の前は暗くなっていく。これ読んだ人に家族がいて、3年後もこれかって思ったらどうすればいいのかと。そうなると3年後も、この家族と付き合っていくことは分かってるんだから、今すぐ離婚するって方法もあるんですけど、これを味わわないためにはどうすればいいのか考えるんですね。たとえば、そういう風な感情をシャットアウトするのもそうですし、家族サービスというのを割り切って週に何時間作ると。平日は2時間ずつ分配して、休日は5時間とか。そうやって3年スパンで物事を考えて、その時に嫌になりそうなことは絶対にやらない。40歳を超えると気力がなくなるんですよ。なので頑張ればなんとかなるが無理になってくるんです。鬱で死んじゃいたくなるし。本当にやりたくないことはやめた方がいいですよ」

――キッチリ時間を割り振りして、家庭内でも楽しみを見つけていくと

岡田「楽しみを見つけられるならね。本当に真っ暗になるんだったら、さっさと逃げた方がいい。金だけ払って逃げた方がいい。幾らでも払うから一緒に住むのは勘弁してくれと。金で解決できるならと、全財産払っても逃げた方がいい。だって財布が空っぽでも、無料のコンテンツがこんなにあるんだから、現在ではお金がいらないですよ。先が真っ暗な家庭から逃れるためだったら全財産を渡して、毎日の小遣い500円ぐらいで暮らした方がマシです。小遣い500円でグリーで携帯ゲームをやってればいいんですよ」

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2011年12月14日

12月12日発売の『プレジデント』誌に、岡田斗司夫のインタビューが掲載されています。

公式ブログにてそのインタビューの内容全文を3回に分けてご紹介いたします。

特集は「全予測!生き方、働き方」、岡田が担当した内容は「仕事編/企画に行き詰ったらどうするか?」という内容です。

今回は後編をお楽しみ下さい。

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2011年12月13日

12月12日発売の『プレジデント』誌に、岡田斗司夫のインタビューが掲載されています。

公式ブログにてそのインタビューの内容全文を3回に分けてご紹介いたします。

特集は「全予測!生き方、働き方」、岡田が担当した内容は「仕事編/企画に行き詰ったらどうするか?」という内容です。

今回は中編をお楽しみ下さい。


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