FREEexなう。

2017年03月16日

「【岡田斗司夫ゼミ室通信】 どうして製作委員会は他のアニメにお金を渡せるの?」公式2月オフ会より

今回はDMMオンラインサロンで2月に開かれたオフ会の相談の一部を紹介します。

DMM オンラインサロン『岡田斗司夫ゼミ室~オタク話から評価経済まで〜』の入会はこちら→https://goo.gl/PNPSC2

 ─────────────────────────────

質問文:

アニメの製作委員会で、お金の分配の話です。

以前、岡田さんは「チャイナマネーが大金を払っても、製作委員会の悪い大人たちが勝手に他のアニメに分配しちゃう」とおっしゃっていました。

でも私が見た限りだと、製作委員会には『○○製作委員会』というように、一本のアニメの名前が付いています。

なのに、なんで他のアニメにお金を渡すことが出来るんですか?

─────────────────────────────たとえば“KI”“BA”“KA”と、アニメの会社が3社あるとします。

 この3社から、それぞれの社員がプロデューサーになっています。

 ただその社員というのは、1社から1人というわけではありません。

 KIの中からAさんとBさんがプロデューサーになったとします。
 BAの中でもCさんとDさんがプロデューサーです。
 KAの中からはEさんとFさんがプロデューサーだとしてみましょう。

 たとえばエヴァンゲリオンの新作を作る時に、AさんCさんEさんが製作委員会を作ったとします。

 そして今度はシン・ゴジラを作る時、A、C、Eさんの組み合わせであるとは限りません。

 KIの担当者がBさんで、BAの担当者はDさんだけど、KAの担当者はEさんとなる場合があります。

 こういうのが、作品ごとにいっぱいあります。
 そして他の会社も出資してる。

 そして個別にお金が降ってくるときは、実は“個人”に降ってくるんですね。

 会社に話がくる場合もあるんですけど、その会社の中でもBさんが担当になったりするわけですね。

 つまり、チャイナマネーはBさんの所に来るわけです。

 コネクションだから、人に属するんですよ。


─────────────────────────────

この後も質問の回答は続きます。

内容が気になった方は、ぜひDMM オンラインサロンへ!
入会はこちら→https://goo.gl/PNPSC2(429)






otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!

コメント一覧(新規コメント投稿は、上のFacebookソーシャルプラグインをお使いください)