岡田斗司夫ゼミ室では、岡田斗司夫のコンテンツ見放題の他に、
直接話が聞ける、質問できる、という特典があります。
大阪のオフ会では、お茶を飲みながら、
岡田斗司夫とざっくばらんに話をすることができます。
今回はカジノの話題が出ました。
ニコ生でも言いにくい「ギャンブル界のあれこれ」についてお楽しみください。
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「漫画家さんはパチンコになったらすごく儲かると聞いたんですけど」(参加者)
それは過去形。儲かった。
パチンコ台一台あたりの権利料が20万円くらいの時があったんだって。
そしたら日本全国で1万台あったら、それだけで20億円。という時代があった。
でもそれはすぐに契約を切り替えだしたから、今はそんなに儲からない。
あと『北斗の拳』みたいに、
一回台を設置したら1年とか1年半とかオペレーションするんじゃなくて、
早かったら3ヶ月で入れ替えとかなってしまうから。
たいしてそんなに稼げない。
「『エヴァンゲリオン』のパチンコだったら、お金はカラーに入るんですか?」(参加者)
『エヴァ』ってさ、実は何種類もあるんだよ。
テレビ版のエヴァンゲリオンはテレビ東京が中心となった制作委員会方式。
そこの窓口会社といって版権を許諾し、
いろんな所からの版権収入を一度預かってみんなで分配する。
この会社を窓口会社というのだけど、ガイナックスはこの窓口会社をやってた。
テレビ版の『エヴァ』に関してね。
ところが劇場版の『新エヴァンゲリオン』からはカラーが100%出資。
製作委員会方式をとってない。
なので今の『エヴァ』のパチンコを見たらすべて劇場版のキャラでやってる。
テレビ版の『エヴァ』にするとガイナックスが窓口会社で、
キングレコードとか、テレ東とかも配当がいくから。
カラーの方針はカラー以外に金が行かないようにすることなんだ(笑)
「『エヴァ』のパチンコを知らなさそうなおばさんとかがやってるのが不思議だったんですよね」(参加者)
そう。あれはファンだからじゃなく、出玉がいいからなんだよね。
「だったら、わざわざ版権とって『エヴァ』とかやる意味あるんですか?」(参加者)
『北斗の拳』の時もそうだったんだけど、
店の前にノボリを出したときキャラものは最初にすごく人を呼ぶんだ。
パチンコ屋さんってどの店に入るか、どの台に座るかの気分ってあのキャラクターで決定するから。
ディープユーザーになればなるほど、出玉率でしか見なくなるんだけど。
「パチンコやってるアニメ好きの人が、アニメのパチンコをやれば、アニメ業界にお布施するのと同じだと思うと言ってました」(参加者)
好きなものへのお布施って、誰にしたいの?
アニメひとつでも、声優さんにお金がはいって欲しい人と、
監督にお金がはいって欲しい人、スタッフ全員に大入り袋配り人といそうじゃない。
どういうふうな気持ちでいるんだろうね。
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いかがだったでしょうか?
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