10月2日(日) ニコ生 岡田斗司夫ゼミ のハイライトです。
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今回は、永井豪先生が原作の漫画『マジンガーZ』について語ります。
永井豪が描いた漫画『マジンガーZ』
この作品の本当に凄い所は、「人間がロボットの頭に乗って、そのまま操縦をする」って考え方なんですよ。
永井豪はバイクみたいなロボットを描きたかった。
なので初期のマジンガーは、ガラスの風防があまり閉じない状態で暴れさせているんですね。
特に漫画版の第一話。
おじいちゃんが主人公の兜甲児に、何故かいつも新しいバイクを買い与えてくれるんです。
クラスメイトからは「甲児、お前はいつも新しいバイクに乗ってていいな。」って言われる。
主人公の兜甲児くんは「なんでか分からないけど、おじいちゃんがスグに買ってくれるんだ。」って言ってる。
「何でだろう?」って言ってたら、おじいちゃんが急に死んじゃう。
死んだおじいちゃんに「甲児、お前はこのマジンガーを引き継ぐんじゃ!」って言われる。
甲児は「だけど俺には、操縦の仕方なんか分からないよ!」
そんなことを言ってマジンガーに乗った。
そしら、コクピットがバイクそっくりだったという(笑)
そうなんですよ。
マジンガーZの操縦桿って、バイクなんですよ。
だから、その「バイクの延長線上で巨大ロボットを操縦する快感」というのを発見したのは、おそらく日本人の永井豪が初めてだと思います。
この「乗り込んで操縦できる」というのが、男の子の夢だったんですね。
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