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大阪のオフ会では、お茶を飲みながら、岡田斗司夫とざっくばらんに話をすることができます。
今回は大学の話から寄付金、声優の話になりましたのでご紹介します。
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僕の姉貴が私立大学行ってたんだけど
そこそこお金かかるところだったんだ。
寄付も納めてたんだよ。
一口何万何十万というお金を親が納めていて。
それを聞いてびっくりして。「なんで納めるの?」と。
「納めなかったら何か悪いことがあるの?」
それで大学の事務局に電話して
「寄付を納めなかったら何かあるのか?」と聞いたら
絶対何もないというから、言質を取って。そこで親を説得したんだ。姉も一緒になって
「絶対あんな学校に寄付金なんか上げんでもええ」と。
説得して寄付金出さなかった
でも今になって考えたらそれがだめみたい。
大学って寄付金出すものなんだってね。
それは卒業生が出すもの。
そこを出て「出世して寄付金払えるようになりました」と。
ハーバードでもなんでも、日本以外の大学はは寄付金で運営してるから
政府から補助金もらわなくてもいいらしい。
だから学費だけで賄うとなったら
学費がとんでもない額になってしまう。
「最近カリフォルニア大学で学費を値上げする、っていう騒動があったみたいなんですけど、それは寄付金が減ってるんですかね」(参加者)
そうだね。卒業生が寄付金を払わなくなってきた。
あとは教授の人件費の高騰。
昔は大学の教授って安かったんだけど
講演とか出版とかで儲けられた。
でも今論文とかネットで発表するようになって
教授の副収入がなくなってきてる。
で、教授の書く本っていうのも
本を出すのでなくネットで発表して
バリューがあれば出版社が大学の出版局で売りますという話になるから
どんどん副収入が減っていく。
教授の格差がでてきてるんだよね。
スター教授は年俸1億とかだけど
そうでない人は年俸で600万とか500万くらい。
なので大学側もスター教授入れなかったら、日本の予備校と一緒だよね。
学生が入らないから、学生の学費が高くなってしまう。
日本の大学はね、「教授」で人が来ない。
「学部」で人が来るから。
なので一時期芸術系の大学が声優学科とか作ったのは、
それで学生を呼ぼうということ。
でも声優学科作っても声優になりたい子は1パーセントくらいだと思う。
それは高校3年生の時に、親が大学くらい行ってちょうだいと
子供に頭を下げてお願いして(笑)
どこやったら行ってくれるの? と。
そしたら声優学科があるからここ。
そういう感じでしぶしぶ行かせてるから。
「今の若い子は知らないかもしれないけど、私たちの世代では垂涎の声優さんが教授を務めていらして、羨ましい環境ですけど」(参加者)
僕はその気持ちがわからないんだよな(笑)
声優さんに対するありがたみがないから。
有名なキャラクターの役やってても、中の人だし。
ここにミッキーがいたとして、その中の人が来てもありがたくないでしょ?(笑)
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