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2017年01月25日

ミュージカル『私は真吾』を見てようやく悟ったこと

1月15日(日) ニコ生 岡田斗司夫ゼミ のハイライトです。
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今回はミュージカル『私は真吾』観劇について語ります。


ミュージカル『私は真吾』を見に行ったんだ。
ツィッターで絶賛の嵐なんだよ。

当たり前だけど、あんなマニアックでへんてこなミュージカルを観に行くのは、ミュージカルファンしかいないんだよね。会場には小奇麗なお姉さんばかり。僕はふつうの恰好で行ったんだけど、みんなコートをクロークに預けるんだよ。それってつまり、観劇文化というやつ。
コートをクロークに預けてその下のドレスを見せるという文化なんだよね。

俺らそんな発想ないじゃん。
そりゃあ『スター・ウォーズ』観る時このTシャツ見て欲しいとか、『ナウシカ』に並ぶ時のこのトレーナー見て欲しいだったら、あるかもわかんないけども(笑)
 
演技として見たら『私は真悟』面白かったと思うんだけども。
去年『デスノート』のミュージカルも観に行ったんだけど。やっぱりね、しんどいんだよ(笑)
『デスノート』がミュージカルになる。これだけで笑えるじゃん。

俺の興味は2か所あったんだ。
「私は真悟」というセリフね。
それは、漫画の前半の謎になってるの。えんえん、なんで真悟なのか。そんな日本人なのか。名前なのか。
そうじゃなくて工業用ロボットが心を持ってしまう話なんだよね。

心をもってしまったロボットである自分に、色々教えてくれた小学生の男女がいて、男の子の名前が悟。女の子の名前が真鈴。
真鈴の「真」と「悟」と2つ合わせて、「真悟」という名前になってる。
2人の子供だから「私は真悟」なんだっていうのがあって、それをいつ言うのかなと思ってた。
漫画の中では「電子回路の中の存在」として描かれていた真悟を、どう描くのかなと。

そしたらフリーザ様みたいな俳優さんが出てきて、工業用ロボットのまわりでくるくるしながら
「私はその時意識がなかったと言います」とフリーザ様みたいな感じで喋って
「私は」「私は」「私は真悟」という所で前半終ったんだよ。
やっぱりこうなるか~と思った(笑)

あとまた前半部分のクライマックスなんだけど。
2人がこれから別れないようにするにはどうすればいいのか?どうすれば結婚できるのか?
「333(さんさんさん)から飛べ」という有名なセリフあるんだ。
333は何かというと、東京タワーのてっぺんがほぼ333m。
ここからジャンプしろという意味なんだ。

悟と真鈴は東京タワーに行って、一番上の落雷針の所まで登って飛び降りる、というのが前半部のクライマックスなんだけど。
あれをどうやって舞台化するのかなと思ったんだ。
そしたら、ちゃんと舞台の上に東京タワーを作ってたんだよ。
2人で歌いながら登って行って「333から飛べ~333から飛べ~」
そこはちゃんとやったんだな、と感動した。

まあでも散々だよね。あんなもん行くもんじゃない。
もうこういう実験作を観るのはやめようと思う。
『ライオンキング』とかまともな作品から見ようと思ったんだけども、よくよく考えてみたらこの20年間で10本くらい舞台は観に行ったんだよ。観なきゃいかんかなと思って。
『トゥーランドット』とか『オペラ座の怪人』もそうだけど、だいたいそういう手の大型オペラから、ニューヨークのブロードウェイで『マチルダ』とかそういうのも観たりしたんだ。

全体通して言えるのは、俺は舞台そんなに好きじゃねえわ(笑)
それが分かった。もうここから先の人生は舞台に行くのはやめようと思う。
『私は真悟』で切り換えがつきました(笑)

 
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otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!

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