１２月４日（日） ニコ生 岡田斗司夫ゼミ のハイライトです。
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（昨日の続き）
岡田：真木さんとしては、カットして良かった？
岡田：真木さんとしては、カットして良かった？
真木：できたから。
岡田：できたから・・。たぶんそれ、2時間半にこだわってたら、できないままだった？
真木：まあ4億にこだわってたら、結果的にできなかったと思いますね。
ただここまでね、クラウドファンディングもあったし、みなさんに評価頂いた。
多くの方に見て頂くっていうことからすると、監督に対してはごめんなさいっていう気持ちがね。
やっぱり出ますよね。
岡田：これ30分足して、完全版ってやろうと思います？
真木：それはね、そういう質問されるとつらいなあ。
けどまあ、監督にその気があればね。
やっぱりプロデューサーとしては、監督の願いを叶えてあげたいなと思います。
岡田：興行成績10億超えると、制作費2億5000万くらいで回収できますよね。だいたい。
真木：海外で売れたり、クラウドファンディングのお金もありますので。映画のお金だけではないんですね。収入としては。
回収金としては目処がたってます。
岡田：すごいですね。興行収入4億で、もう回収の目処が立ったってことは・・。
真木さんのこれまでの手がけられた作品の中でも、優等生じゃないですか？
真木：超優等生ですよ。
岡田：『パトレイバー』などに比べると。
真木：『パトレイバー』儲かってますね。
岡田：『パトレイバー』儲かってるんですか。
ちくしょう、なかなか愚痴言わねえなコイツ（笑）
真木：『千年女優』は儲かってないです。
岡田：そっち（笑）
完全版を、作らないほうがいいと思ってます？気持ちとして。
先週ヤマカンさんが来た時に、あのままでいいんじゃないかと。
30分切ったから、テンポよくなったし、アニメ版のすずさんすごくいいから。
リドリー・スコットが、『ブレードランナー』の完全版、完全版とか言って、どんどんわけわからなくしたから。
それよりも今のアニメ版が、良かったのではないかと。
傍から見たら思うんですけど。
コンテを見た数少ないプロデューサーの真木さんとしては、
どうなんですか？
真木：それは、完全版あったほうがいいと思います。
岡田：ほんと？もっとすごい？
真木：もっとすごい。
岡田：うわあああ。じゃあクラウドファンディングしようよ！
真木：ただまあ、スタッフがね、ばらけて、違う仕事に行ってしまってるから。
岡田：俺、すごい好きなんですよ。
今年の映画でいちばんいいって言ってますから。
あと生まれてから見たアニメで、いちばんいいと言ってますから。
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