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2016年11月13日

どうして金曜ロードショーでは新海誠の作品を流さないの?日本テレビ敗北のワケ

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今回は日本テレビの敗北についての話をします。

『レッドタートル』が惨敗で、ジブリ神話が完全に終焉を迎えました。
しかし11月の日本テレビの金曜ロードショーの目玉は、またもや連続三回ジブリ映画です。

もう「誰が望んでいるんだ!」という内容です(笑)

でも、そろそろ家にビデオデッキが無い人もいるし、DVDを置いてない人もいるから、それなりの視聴率があるのかもしれませんね。

それでは「なぜ日本テレビは新海誠の作品を上映できないのか?」について語ります。
 
不思議ですよね。
上映するなら、今でしょ。

林先生じゃないですけどね(笑)

新海誠の作品を金曜ロードショーでやるのは、まさに今のはずなんです。
それが、なぜテレビ東京に上映されてしまったのか。

テレビ東京に『秒速5センチメートル』をオンエアされて、NHKのBSには新海誠 特集で3作品ぐらいオンエアされたんですよね。

どうして日本テレビでは、これが出来なかったのか。

その理由は、日本テレビはアニメをジブリと細田守だのみにしていたんです。
そのツケが来ちゃったんですよね。

現に今、日本テレビの中では「なぜ新海誠を押さえられなかったんだ!?」という犯人探しが始まってるそうなんです。

そして、それと同時に、「なぜジブリに、そこまで入れあげてきたのか?」という問題が上がってきてるそうなんです。

いまだにジブリ作品が金曜ロードショーになってますもんね。

その理由は、奥田誠治(おくだせいじ)さんという日本テレビの偉い人が、ジブリに入り浸りだったからなんです。

ジブリの社長の鈴木俊夫さんにくっついていて、二人三脚体制になっていたからなんですよ。

奥田誠治さんの娘の名前が“千晶”って名前なんですけど、実は『千と千尋の神隠し』ってアニメの主人公・千尋のモデルの子なんですね。

これはジブリの社内誌『熱風』の2016年の6月号にも載っています。

日本テレビとスタジオジブリの関係は、“契約”みたいな分かりやすいものじゃないんですよ。

当時はジブリの絶頂期。
奥田さんは日本テレビの社員でありながら、どれほどジブリの為に尽くしてきたか。

だって、自分の娘がモデルになって『千と千尋の神隠し』ってアニメまで作ってもらって、それがアカデミー賞まで取ったんですよ。
1人の男の人生として、映画人の人生として、あまりに凄い経験だったんですね。

このあまりに凄い経験が、ジブリと日本テレビの蜜月時代を作ってしまった。
そして現在のまずい状態のタネになってしまった。

まるで日露戦争で勝ちすぎた為に第二次世界大戦にハマってしまった日本軍のようなものです(笑)

成功と失敗というのは、裏表なんだなと思ってしまいますね。
 

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otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!

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