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2016年09月22日

【DMMラウンジ通信】岡田斗司夫の映像講義・後編

DMMラウンジでは、岡田斗司夫主催のレアイベントがあります。
それは岡田斗司夫の解説による映像講義!
岡田斗司夫のまるごと映像解説を聞けるのです。

今回ご紹介するのは、先週に引き続き映像講義・後編です。

8月は『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の解説講義でした。
映像講義は本編を会場スクリーンに映しながら
岡田斗司夫と一緒に視聴しつつ、解説が入ります。

見るべきどこと、読み解くべきところに来るたび
一時停止をして説明が入るのです。

岡田斗司夫によると『バック・トゥー・ザ・フューチャー』は
非常に凝った作りだということです。

まだDVDやブルーレイが一般的でない時代。
こんなに凝ってもお客さんにはわかるはずがないというのです。

家で何度も繰り返し見られる環境ではないのですから。

映画館で一瞬目にしただけで
そこまで気づけるのは普通の人にはまず無理というもの。

それでも部屋の小物、壁の写真、主人公の持ち物、街を走る車・・
あらゆるところに意味が詰まっています。

わかってもらえなくてもいい。でもやりたい。

という監督の意思がにじんでいるようです。
さらに、「キャラクター付けと物のやり取りが非常にうまい」
ということで、のちのちの伏線となる小道具の使い方も、見るべき所のようです。

序盤で主人公が手にする一枚のチラシ。
慈善団体に寄付をしてもらったパンフレットのようなものなのですが
この一枚のチラシに何重もの意味がありました。

・このチラシをもらうために「寄付をする」という行為で浮かぶ主人公の性格
・寄付をしたのに、チラシをくしゃくしゃにするという行為
・主人公のガールフレンドがここに電話番号と「I Love You」と書く行為で見える関係
・このチラシを持ち続ける、という必然性を作ること
・このチラシがラストシーンへの大きなキーとなるということ

出てくるものに無駄なものは一切なく、不自然にもならないうまさ。

時間にして数分のシーンに詰め込まれたものが
はっきりと言葉で整理されて聞けるのは快感です。

そういう「幾重にも重なる意味」から「遊び心で登場するものの意味」まで
あらゆる解説が展開されます。

岡田斗司夫の映像解説を一度でも見ると、映画に対する接し方が変わります。

なんとなくいい、と思っていたものに明確な理由があります。
その根拠を教えてもらえるのです。
あなた自身も、人と違った映画批評ができるようになるかも・・しれません。



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https://goo.gl/PNPSC2

☆映画を10倍楽しみたい方は☆

ぜひDMMラウンジにご入会ください!

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otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!

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