2013年9月22日のメルマガ再録です。
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「探偵ナイトスクープ」が世界の放送史に残した大発明
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おはよう! 岡田斗司夫です。
「探偵ナイトスクープ」という番組、ご存じですか?
関西ローカルながら、じわじわと全国区の人気を獲得した番組です。
視聴者からのユーモアある、それでいて「困っている」相談を受けて、番組から探偵を派遣します。・散歩中に、いつも行方不明になってる我が家の犬は、いったいどこを巡回してるのか?
・中に8人が入れる秘密基地を庭に掘りたい小学生グループ。
・夜、寝てくれないワンパク兄弟を徹底的にビビらせて欲しい。
探偵といっても、たむらけんじやカンニング竹山などのお笑いタレント。
しかし、彼らと取材班は大マジメに依頼に取り組みます。
この「探偵ナイトスクープ」、実は世界の番組史に残る【 発明 】があります。
【 テロップ 】
です。
報道などではおなじみの、画面の隅に流れるのが【テロップ】。
しかしナイトスクープは、あえてそれを
【面白さの説明】
【経過の省略】
のために使いました。
『依頼者の母を呼んでみた』
『三時間が経過』
という感じで、番組内に積極的にテロップを使ったのです。
いまでは当たり前、というか情報やお笑いバラエティでは
「 テロップ抜きでは番組が成立しない 」
と言われています。
でも、それを世界で最初に「発明」したのは、関西のいちローカル番組、
「探偵ナイトスクープ」
だったんですね。
あなたの住んでる地域でも、深夜にこっそりオンエアしてるかもしれません。
ぜひ、番組欄をチェックしてみてください。
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