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2016年02月23日

【新悩みのるつぼゼミ】社会規範がすべて無意味に思える


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1/17(日)、『新悩みのるつぼゼミ』がワニスタにて開催されました。
取り上げた相談文はこちら。


【今回のお題!】
◆(悩みのるつぼ)社会規範が全て無意味に思える 2015年12月19日掲載
 (朝日デジタルの無料会員となることで1日3本まで閲覧可能です)

相談者は23歳の大学院生。
今はアメリカで留学中とのことですが、相談文には自分が同性愛者であることも書かれています。

去年、アメリカの全州で同性婚が認められたけれど、素直に祝福できない。
人生の大部分は生まれた場所や時代によって、決まってしまうのでないか。
今の社会規範もいつまで続くか分からない。
そうやって考えていると、すべてが無意味に思えてしまうのだそうです。

今回は抽象的な質問ですが、新るつぼゼミではどんな回答を作ったのでしょうか。
ハイライトをお届けします。

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抽象的で分かりにくい相談でも、ファースト・インプレッションなら意見は出しやすいです。
「よく分からない」でも何でも大丈夫!
今回のゼミで上がったファースト・インプレッションはこちら。

・現実逃避?
相談者は修士論文や就職活動が迫ってきている。
テスト前に部屋の掃除をしたくなる現象のように、この悩みは現実逃避?

・選挙むなしい理論
自分1人が選挙に行ったところで世界は何も変わらない。
何をやってもむなしい時期なのかも?

・寿命と死について
人間の寿命は限られている。
社会規範がいくら変わるといっても、今日や明日に変わるわけではない。
大きく変わるまでには時間がかかるので、それまで自分が生きているかどうかは分からない。

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相談者は寂しいのかもしれないし、迫っている課題に目を伏せたいのかもしれません。
一見、複雑そうにみえる相談者の悩みも分類していくと以下の3つになりそうです。

・同性愛
・逃避
・むなしさ


さて、この3つの悩みのどれにフォーカスを当てるのか。
まず、「同性愛」にフォーカスしても、それは当事者でないと分からないことです。
「逃避」にフォーカスすると、「負けずにがんばれ!」「今年はしっかり逃避して来年がんばれ」という回答になってしまいます。

それよりは「むなしさ」にフォーカスしたほうが回答は作りやすそうです。
さあ、方向性は決まりました!
あとはこの「むなしさ」をどうするかをみんなで考えていきます。

相談者は今、アメリカに留学中です。
日本に帰国したら、修士論文も就職活動も待っています。
この悩みはアメリカにいる間に解決してしまうのが良さそうです。
どのような回答ならば、「むなしさ」は解消されるのでしょうか。

ここでもたくさんの意見が出ました。まとめると以下の通り。

・アメリカでLBGTについて語り合って、「むなしさ」を解消する。
・歴史を学んで過去の事例を知る。
・今やるべきことに集中する。
・理想社会を目指して運動する。

抽象的な悩みでも、相談文をよく読んで、フォーカスする部分を決めてみると、回答の方向性が見えてくるから面白いものですよね。

さあ、あとは回答を作るのみ!
毎回、回答者を4人選出し、回答を作ってもらいます。

ちなみに回答の期限は1週間後。
作成された回答は参加者にメールでシェアされます。
1週間後が楽しみですね!

ゼミの流れはイメージできましたか?

1人では解決できそうもない相談でも、集合知で考えると、面白いように回答が見えてきます。
まるで難解なミステリーが徐々に明かされていくような感覚。それが「新悩みのるつぼゼミ」の魅力だと思います。

ライター:前田ヒロキ(FREEex)


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【新悩みのるつぼゼミ】とは?

hb6FREEexが定期的に開催しているイベントの一つです。

朝日新聞の人生相談『悩みのるつぼ』に既に掲載された相談文の一つをとりあげ、みんなで回答を考えるという集団型フリートーク形式のイベントです。

実際に掲載されている回答文より素晴らしい回答を作ろう!」を合言葉に、がんばります。

詳細は【INDEX】新悩みのるつぼゼミをご覧ください。








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