FREEexなう。

2016年02月22日

【なぜジオンは独立戦争を挑んだのか?】その4・“ゆとりジオン国民”対策

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ジオンも最初は、本気で戦争をするつもり
が無かった。

それより大事なのは“内政問題”だったんだ。





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2016年2月7日ニコ生ゼミ。
「空想政治教室 第2回~時に宇宙歴0078 なぜジオンは独立戦争を挑んだのか?」
ガンダムに学ぶ空想政治学。ジオンと中国は同じジレンマを抱えている。

より抜粋。


 
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(その3 より続き)



地球に住んでた第一世代の移民の引退も影響したろうね。
移民も第二世代になると「地球なんて興味ないよ。宇宙の方が楽じゃん。」なんて言っちゃう。

そんな“ゆとりジオン国民”を見て、ジオン上層部は危機感を抱いた。
このままじゃ、また地球の植民地にされる!」って。

だからこそ、独立戦争をしたんじゃないかな。
今の中国を見てると、そう思うんだよね。


生まれた家で住んでるときは、ある程度「家族だからしょうがない」で済む。
でも知らない者同士がした結婚は、離婚がありうるワケでしょ。

移民国家には分裂があるのが当たり前なんだ。
だから、分裂からいかに逃げきるかが重要なんだよね。

いまの中国は、本来分裂すべき他民族をムリヤリ集めて国家にしてる。
一見、民族国家に見えるけど、巨大な移民国家に近いと思う。

だからジオンと中国を並べて考えると面白い。


僕はいま、大阪の番組で国際政治を語ってる。
でも政治問題って、面白いけどリアルじゃないんだよね。

だから国際政治を勉強するより、ガンダムを通して理解する方が早いと思ってるんだ。


アメリカにも建国の理想ってのがあった。
アメリカ国民が「アメリカであること」を疑ったら、バラバラになる運命を背負ってるから。

だから空中分解を逃れる為に赤狩りをして、原水爆の実験を強行した。
そして世界中で覇権国家として恐れられて、その地位が落ちてきてる。

このアメリカの黄金時代の終わり方を、ガンダムに当てはめて考えてみる。
するとガンダムが面白くなるし、オマケに国際政治もちょっと面白くなるよ。

僕の政治理解は10段階の2ぐらい。
多分、みんなの理解度の方が僕より上なんだ。

ただ、ガンダムの解釈の仕方は、まだまだオタク脳をフル回転させれる自信がある。
なので、これからはガンダムの横道から、政治とか民主主義とか議会制について考えてみようと思う。


ガンダムって、太平洋戦争の日本対アメリカ以上の戦力差が、ジオンと地球にあったんだよね。

ジオンが持っていた優位性は、
「宇宙空間なので、ほぼ労力なく地球に物を落とせる」という“破壊力”だけだった。

だから、本来は戦争になるハズがない。
 

普通のガンダムファンだと、ジオンが戦争を始めた理由を「ザビ家が!」って考えちゃう。

だけど僕は、“移民国家”が本質的に持っている危うさが原因だったと思うんだよ。




otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!

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