10/11(日)、『新悩みのるつぼゼミ』がワニスタにて開催されました。
取り上げた相談文はこちら。
◆◆(悩みのるつぼ)社会人2年目、壁を感じる (朝日新聞 2015年9月19日掲載)
(朝日デジタルの無料会員となることで1日3本まで閲覧可能です)
相談者は社会人2年目の24歳男性。「やり直しのきく社会」を作りたいという志を持って、働いてるようですが、どうも上手くいっていないようです。
新るつぼゼミでは青年の悩みにどのような回答を出したのでしょうか。
ハイライトをお届けします。
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11/8(日)★「新悩みのるつぼゼミ」&懇親会@東京 参加者募集中!
相談者は、犯罪を犯した人や非行少年が社会復帰できるように支援する仕事をしています。
「やり直しのきく社会」を作りたいと思っていたけれど、実際に働いてみるととても難しいことのようです。
最初に新るつぼゼミで考えたことは、「やり直しのきく社会」に賛成、反対の立場をはっきりさせることでした。
「やり直しのきく社会」を作る。この"志"はとても立派だと思いますし、反対する人も少ないでしょう。
しかし現実問題として考えた場合、個人の意見としては賛成ですか、反対ですか。
ゼミで賛成、反対の意見を出し合いました。まとめるとこんな感じです。
|賛成
もし自分が支援される側になった場合、「やり直しのきく社会」であってほしい。
|反対
もし自分の職場や近所に元犯罪者や非行少年がきた場合、受け入れることは難しい。
まずは相談に対して、"自分の立場"をはっきりさせること。仮に反対でも、相談者に寄り添った回答を作りますが、"自分の立場"がブレてしまっては、よい回答は作れません。
それぞれの立場が決まったところで、回答に向かって意見を出していきます。
面白い意見が出たので、一部を紹介します。
|現場と内部、どっちから社会を変える?
『踊る大捜査線』というドラマでは、青島・室井という刑事が登場します。現場でがんばるのが青島、組織内部でがんばるのが室井。今の相談者は青島の立場。本当に「やり直しのきく社会」を作りたいなら、室井の立場になってみる。例えば、政治家を目指してはどうか。
|志が大きすぎるから実感が沸かない?
「やり直しのきく社会」という志はとても大きなこと。社会人2年目ではとても達成することはできない。
大きすぎる志に対して、スモールステップで考えてはどうか。社会は変えられなくても、個人は救えるかもしれない。例えば3年後、支援した人に会いにいってみる等。
今回もとても面白い意見が出ました。1人で考えていても手詰まり感のある相談です。
でも集合知で考えると回答の方向性が見えてくるから不思議です。
ちなみに『新るつぼゼミ』では、参加者から4名の回答者を選びます。
回答期限は1週間後。作った回答はみんなでシェアしています。
新るつぼゼミの流れはイメージできましたか?
ゼミが終わった後は、お楽しみの懇親会です。
今回は土偶のOL・ドグ子さんが参加されました!
なんと回答も書いて頂きました。
どんな回答だったのか気になりますね。
ちなみにドグ子さんはどぐキャラ総選挙で3位にランクインしたそうです。おめでとうございます!
さて次回の新るつぼゼミは11/8(日)に開催されます。
皆様のご参加をお待ちしております!
【お願い】
可能な方は相談文を印刷して持ってきてください。
※このイベントは、FREEex、クラウドシティ、電脳救助隊の共同イベントです。
※FREEex旧代表・岡田斗司夫も参加者として来場する予定です。
※12月13日(日)に、vol.10を開催します♪♪ よろしければ今から予定を空けておいてください。ライター:前田ヒロキ(FREEex)
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【新悩みのるつぼゼミ】とは?
朝日新聞の人生相談『悩みのるつぼ』に既に掲載された相談文の一つをとりあげ、みんなで回答を考えるという集団型フリートーク形式のイベントです。
「実際に掲載されている回答文より素晴らしい回答を作ろう!」を合言葉に、がんばります。
詳細は【INDEX】新悩みのるつぼゼミをご覧ください。