
今回は「彼氏ができないことに悩む20代女性」からの相談です。
23歳の大学4年生です。
今まで正式に彼氏がいたことがありません。デートに行ったり、男の子と仲良くなっていろいろ話したりと恋愛経験が全くないわけではありません。
けれども最近なぜ自分には彼氏が出来ないんだろう、と思い悩んでしまいます。今までに知り合った人とは途中までいい感じだったのに、その人の友人が余計
なことを言ったために関係がこじれ、仲直りしたものの友達以上恋人以下に終わりました。また何回か出掛けたのに後が続かなかったり、好きな人から告白された時に身体を早く求められ、私が同意しなかったために結局仲の良い友達に終わりました。
一方で大学3年生の妹には1年半付き合っている彼氏がいます。大学3年までは、自分の目標のために頑張ることで充実を感じられましたが、今は勉強して目
標を達成することだけでは充実感を得られません。周りの知り合いには次々と彼氏を作ったり、彼氏がいるにも関わらず他の人からも思われている人がいます。
妹やそういう人を見るとなぜ自分の恋愛関係はいつもシンプルに進まず、普通に付き合うことが出来ないのか、それとも周りの知り合いが持っているような恋愛
テクニックが自分にはないのか、性格がダメなのかこれからもずっと一人なのではないかと心配です。
是非とも岡田斗司夫先生に答えて頂きたいです。
スティーブン・キングの小説で、こんなシーンがあります。精神を病んだ母が死に、残された娘に父が告げる。「最後の何年間か、お母さんはヘンになった。正直、お父さんには彼女を愛するのが難しいと感じるときもあった。でもベストを尽くした」
愛するというのは「相手をすべて好きでいられる」ことだけじゃないんです。「愛することが難しく感じる時があっても、それでもベストを尽くすこと」です。
恋愛も同じです。お互いの関係が上手く進んで、そのまま付き合う。ここには何の努力もいりません。でも関係がこじれたりケンカになった時に、「あ、もうダメだ」とすぐにあきらめないこと。
あなたはすぐにあきらめちゃうんですよ。「これ、ダメそうだから」って。
妹や友達は、もう少しだけ努力してるんです。「恋愛テクニック」と比較するために、それを「恋愛努力」と名付けましょう。
これまで途中まで良い感じになった人、いたんですよね? でも友人の余計な言葉で関係がこじれてしまった。じゃあなぜ、もっと仲良くなろうとしなかったのか?
一度ケチがついちゃった関係を、ポイっと捨てちゃったんじゃないですか?友達以上恋人以下に終わった、と書いてるけど、それはあなたが「終わらせた」からです。
あなたは不幸にも「そこそこモテる女」だった。だから「恋愛とは自然なチャンスから選ぶもの」「彼氏は自然とできるもの」と思い込んじゃった。それだけでは足りないんですよ。
前回のデートがいまいちだったら、「次はこんなデートがしたいね」と次に続ける提案をする。少し気まずくなっても、先に謝ったり、まめにメッセージなどで連絡したりして、関係修復を試みる。
気も使うし、時間も使うし、めんどうです。これが「恋愛努力」です。
恋愛もまた、努力によって成立します。努力して続けないと、その恋愛が価値あるかどうか、わかんないんですよ。早い段階で「あ、これ無理」と切っちゃうのは、投資だけして回収しないのと同じ。あなたは「損切り」が早すぎます。
テクニックではなく、地道な「恋愛努力」を大事にしてください。
もともとモテるあなたです。素質ある人が努力まですれば、鬼に金棒ですよ。まったく、本当にうらやましい!
<<前回、「二つの大学どっち受けるべき?」はこちら
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