
勉強会に先立ち、レコーディングダイエット塾 五段(マスター)の榊原直樹(さかきはらなおき)さんがダイエットについて語ってくれました。
ダイエットの動機? それは簡単、女にモテたかったからだ。しかし、このあまりにもストレートな動機、口にするにはかなり恥ずかしい。
ということで、対外的には血圧が110/160を超え医者から「これ以上上がるようだと危ないですよ」と言われたから、ということにしている。

まあ理由はどうであれ178cm 100kgのデブがダイエットを決意した。
年は2000年 21世紀の幕が切っておとされたばかりであった。
根性で毎日運動し食べる量を減らした。当たり前だが、一気に痩せ始めた。痩せ始めた途端に始まる空腹感、倦怠感、疲労感、つらい。。。
しかしこのネガティブ感を補って余りあるご褒美があった。
なんとモテ始めたのだ。いやもてはやされると言った表現が正しいか。
デブが頑張って走っている。ただそれだけで見知らぬおばちゃんから「かんばってね!」。社員食堂では女子社員から「すごいですね!」と言われる。
私は178cm、100kgのデブから75kgとパッと見普通の人となった。
モテ度がUPし、お付き合いできる人が増え結婚に至ることができた。結婚式はディズニーシーのミラコスタで挙げたというのが自慢だったりする。人生バラ色の瞬間である。そう、私のモテたいという心の底からの願いがかなってしまったのである。
ここからダラダラとリバンドが始まった。運動の量が少し減り食べる量が少し増えた。せっかく減った75kgが3年で83kgといっきにメタボおやじ状態だ。
やっと話し始めた娘から
「パパのおなかにはスイカが入ってるね」と言われた時はかなりヘコんだ。
再びダイエットを始めた。
ちょうどその頃出会ったのがレコーディングダイエットだった。
岡田斗司夫がダイエット?? ってあのオタキング?
本を読み進めていくと、後半のいかに太る努力をしているか、というところで愕然となる。
あなたの体重は、あなたの無意識の「太る行動」でようやっと維持されている。その維持するという努力をやめるだけで、あなたの体はやせ始める。(岡田斗司夫の『いつまでもデブと思うなよ』より)
そうか太る努力を止めるという発想はなかった。
とりあえずガマンさえすれば、それだけ早くやせられる、というわけではない。中途半端な決心で「食べるのを控えよう」とか考えても、それは無意識に「なんでこんな辛い目に」「早くダイエットをやめて好きなものを食べたい」というマグマを溜め込んでいるだけだ。(同)
私は今までこの「太る努力」を「痩せる努力」で抑え込もうとしていた。
これではアクセルとブレーキを一緒に踏んでいるようなものだった。
衝撃を受けた私は食べたものをすべてメモするダイエット「レコーデングダイエット」を開始。
今でも続けている。
今でも続けている。
現在の私は178センチ、約62キロ、一番太っていた頃に比べると40キロ近くやせた。
ハンドタオルはハンカチに、あんなに好きだったエアコンも苦手になった。
なんと驚くなかれユニクロのSのシャツが入るのである。
Lというのはラージ、つまりでかいという意味だった事に改めて気付く。
あとはこのレコーディングダイエットをベースにしつつ
スリムな人がスリムな体型を維持していく。
健康オタク的なダイエットを取り入れ、カッコイイ大人を目指していこう。
私のダイエット物語:文・榊原直樹(レコーディングダイエット塾五段)
レコーディングダイエットの本質は太る努力をやめること。そのためにも、レコダイの内容を頭で理解しただけでは不十分で、「体に覚えさせる」必要があります。お時間の許す方は、この機会に是非勉強会にご参加ください。榊原さんから、直接お話が聞けますよ!
【ただいま勉強会の申し込みを受付中です!】
◆11/1(土)岡田斗司夫メソッドを学ぶ!『レコーディングダイエット』『4タイプ(中上級編)』勉強会@東京
大阪ほうがご都合がよろしい方はこちら!
◆11月12日(水)・12月10日(水)『 “レコーディング・ダイエット入門 ~3ヶ月実践!~”』@NHK文化センター梅田
※東京は「アッタカラー」、大阪は「リーダーズ・カンパニー」と、別のFREEex外郭団体による開催です。 外郭団体によって講座内容は異なります。
(文章構成・編集:アッタカラー・臼村さおり)