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2014年08月25日

『動け!動け!動け!』実は動いてない!?テレビ版エヴァ・オープニング画像を岡田斗司夫が徹底解説!

新世紀エヴァンゲリオンのオープニングというのはメチャメチャ良い出来です。
でも、実はあんまり動いてない。
「少年よ神話になれ♪」の所。
止め絵がいっぱいで、
エフェクトがかかったりしてるんですけど、
案外、作画が少ないんですよ。

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岡田斗司夫のクラウドシティにて、

2014年7月31日に、ロボットアニメのOP解説講座が行われました。

ラインナップは下の通り。

今回はこの中からエヴァンゲリオンのOP解説をご紹介。

他の作品も気になった方は、是非クラウドシティへ!

録音されているので、いつでも聞けます!

次の機会があった時も、
ボイスチャットを使用しての放送なので、
地方の方も安心です!

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「青い風が今、胸のドアを叩いても♪」
シンジ君の顔が回り込んで、後ろにシルエットで女の子が2人通ってるだけです。

これも動きません。


“エヴァンゲリオン”という作品は、
凄く動いて高級なオープニングを作ってるように見えるんですが、

実は
ンスで乗り越えてるんです。

オープニングを作った時はスケジュールが無かったので、
作画自体は凝って無いんですね。

ただキャラクターの表情は本当にベストの表情ばかりを選んでるので、
見ていても、見苦しく無いんですね。

割と珍しいです。

エヴァンゲリオンが覚醒し、羽が12枚出る所等、本編で使われない映像もあります。

「窓辺からやがて飛び立つ♪」の所も、
連続カットでキャラクターが見えてるだけなので、やっぱりあんまり動かないんですね。

唯一動いてるのが「この空を抱いて輝く♪」の時。
この時にキャラクターがちょっと動くぐらいですね。

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これが新世紀エヴァンゲリオン、オープニング

「残酷な天使のテーゼ」
です。


これが90年代のアニメのオープニングの代表的な例です。

キャラを動かすより、

格好良いものを作ろうとしています。


アニメソングが唯一“絵と音が合っている格好良い音楽ジャンル”であった時代は過去に過ぎてて、
そういうモノが当たり前にある世の中なんです。

その中でエヴァンゲリオンというのは、新しい格好良さを見せなければいけない。

これまでのアニメとは比較にならないほど早いカット割りで、止め絵をいっぱい見せる。

でもその止め絵は全てが1枚絵として、イラストとして成立するぐらいの良い絵を描く。

こういう方法で“エヴァンゲリオン”は作られたワケですね。




otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!
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