宮崎駿監督、最後の長編映画『風立ちぬ』のBlu-ray/DVD版がついに発売されました。アカデミー賞にもノミネートされた同作品ですが、内容については賛否が分かれています。
「感動はしたけど、何だかよくわからないところも多くて、モヤモヤする」、そんな風に思った人も多いのでは?
はたして宮崎駿監督は、この作品で何を描こうとしたのでしょう?
電子書籍『『風立ちぬ』を語る ビンワード電子増補版』では、岡田斗司夫が作品、人物の両面から『風立ちぬ』を読み解き、宮崎駿とジブリの実像に迫ります。
さらに、『カリオストロの城』を題材にした技法解説、宮崎駿・吾朗親子の確執、『借りぐらしのアリエッティ』に込められたジブリスタッフの意図、引退騒動の真相分析も必読です。
(注)本書は、光文社新書版(2013年11月刊行)の内容に、ドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』についての新規コラムを追加した「電子増補版」です。
- プロローグ 人間・宮崎駿に迫る
- 第一章 『風立ちぬ』を語る
- 第二章 アニメ作家・宮崎駿のすごみ
- 第三章 父と息子
- 第四章 ジブリはどこに向かうのか
- 第五章 『風たちぬ』への疑問に答える
- エピローグ 『風立ちぬ』と『火垂るの墓』、宮崎駿と高畑勲
- 【電子増補版オリジナル】宮崎駿の大失恋!? 『夢と狂気の王国』