
『悩みのるつぼ』、今回は「死ぬのが怖い医学生」からの相談です。
岡田斗司夫が考えた回答は、6月1日(日)の朝7時に掲載します。それまで、考えてみませんか?
コメント欄に自分なりの「回答」を書いてみましょう。
いますぐ岡田斗司夫の回答を知りたい方は5月31日(土)発売の朝日新聞朝刊「悩みのるつぼ」欄をご覧ください。
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現在、私はある地方大学医学部の3年生で、将来は子どもの心身ともにケアできる優しい小児科医になりたいと思っています。
しかし、実習や研修、仕事で避けることのできない「死」が怖くて仕方ありません。
人間が死を恐れるのは当然かもしれませんが、小学生の頃から死ぬことを考えると、とても恐ろしい気分になります。いつか自分の体が骨となり意識もなくなると想像すると、恐怖で叫び出したくなるほどです。
中高生のときお世話になった病院の先生に憧れて医師を目指したのですが、医師になれば生死を少しは理解できるのではないかとも考えました。
実際、医学の勉強を始めてから死に対する意識は少し変わり、「人は死後も後の世代に影響を残すことができる」と今は考えています。
自分が死ぬまでに病気の子どもたちにできるだけ良いことをしたい、と思い至るようになりました。
今は友人と必死に実習・勉強して試験後は思いきり遊ぶという生活を満喫し、大学にいれば死の恐怖に囚われることはありません。家に一人でいるふとした瞬間のみ、そういった恐怖を感じます。
このままでは、将来余命の短い患者さんを受け持ったとき、その人の死に向き合うより自分の死を恐れてしまう気がして心配です。
何か良い心の整理の方法はありますでしょうか。アドバイスを願いいたします。
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