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2014年05月19日

岡田斗司夫の近未来日記 304回「3(スリー)」

  連載終了まで、いよいよあと3回! というわけで、今回は「3(スリー)」について書きます。

  2014/05/27日号掲載


2014y05m13d_110459140  昔から、やりたいことがあるたびに仲間を集めて、いろんなものを作りました。

  映画やアニメ、Tシャツやマグカップなどのグッズ。模型や舞台や交響楽のステージプロデュースなど、本当になんでもやりました。

  この連載でも、以前に「疑似通貨」を作った話を書きました。紙幣やコインも作って流通させたことがあるんですよ。

  そういう企画が、まだ企画になる前の段階。ほんのアイデアや思いつきにしかならない段階。

  この段階で一番大事なのが「いっしょにやりたがる仲間を3人、集められるか?」です。

  自分を含めて3人なので、2人だけでいいんですよ。でも、実際に集めようとすると、これが難しい。

 「やってもいいよ」じゃダメです。お前がやりたいなら手伝う」は数に入りません。

 「やりたい」という人が3人。つまり、思いついた当人が「もうやめよう」と言いだしても、「じゃあお前はやめろ。俺たちがやる」と言い切れる人を集めないと意味ないんです。

 「やりたい」という人が3人集まれば、その企画は実現します。なので、僕は自分の組織フリックスでも「社内ベンチャーを始めたいなら、メンバー3人を集めて申請しろ」って言っています。本当は原則通り「言い出しっぺがやめても続けます」という誓約書を出させて許可を出したいところだけど、そこまでタイトにすると「気軽なベンチャーごっこ」ができないので、このあたりで手を打っているわけ。

  「他の2人がやめても、オレがやる」という3人が集まれば、たぶんなんでも出来ます。

  映画?アニメ?イベント? 楽勝でしょう。起業?ビジネス?業界制覇? その3人が本気なら、成功するもしないも単に運の問題程度です。

  すべては「本気の3人」を集めれるかにかかっています。


  3人が集まれば、「仕事」ができます。

  3人が役割分担を始めたら、あっというまにスタッフが増えて8人ぐらいになるはず。これが意思統一ができる最大数、メインスタッフの誕生です。8人いれば、大きめの組織ていどなら運用できるはず。

  8人がそれぞれ独自に裁量権を動かしたら、あっというまに仲間の数は100~200人に増えるでしょう。この数はダンパー数と呼ばれています。意思統一は無理だけど、価値観を共有できる限界数です。200人を動かせたら、多国籍企業や小さめの国を動かせます。

  小さなビジネスから国家運営まで。その全ては最初に「本気の3人」を集められるかにかかっています。

  連載終了まで、あと2回。次回は「2(ツー)」です。

<<前回、「4(フォー)」はこちら

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