これは以前に僕のfacebookで紹介したイラスト。もちろん現実のネタじゃなく、架空のパロディイラスト。
「先日、引退を表明した宮崎駿監督が、もし2020年東京オリンピックの公式オープニングアニメを作ったらどうなるか?」というネタだ。
2013/10/29日号掲載
もちろん、昨年に庵野秀明監督が東京都現代美術館で公開した『巨神兵、東京にあらわる』のパロディにもなっている。
このイラスト、実は僕ではなく、FREEexメンバーの「リア充のヨシヒロ」が作った画像だ。
ヨシヒロ君はアニメ系物販サイトでひと山当てて、一日30分しか働かずに都内で美人妻と子どもといっしょにブラブラ暮らし、毎日趣味のゴーカート乗ったりして遊び暮らしていた。
その手法を本にも書いて、これまたベストセラーになった、といううらやましいばかりの人。
ヨシヒロ君の日記はいつも「ちょっとパリに行ってきます」とか、そういうのばかりだけど、不思議にイヤミさがなくて楽しい。
ついに先日、ロサンゼルスにプール付き豪邸を購入。家族揃ってアメリカに永住してしまった。現在はロスでメイド喫茶が開店できないか物件を探し中らしい。
さて、このイラストがまったく100%ヨタかというと、そうでもない。
宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』、あの名作の続編が動いている、というウワサだ。
監督は『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明君。
もともと、宮崎駿を「師匠」として私淑している彼は、20年以上前からずっと「ナウシカ続編を自分にやらせてくれ」と希望していた。
しかし宮崎監督は「続編なんか作らない」「お前にはできない」と一刀両断。庵野君の夢は厳しい師匠にダメだしされ続けていた。
この情況が変化したのは、『風立ちぬ』から。主人公の声優に庵野君を起用し、その頃から宮崎さんの中で急激に「庵野株、上昇」となった。
となると、だ。現在のエヴァにケリをつけて、新作『ナウシカ2』に取りかかるとしたら、
2015年 エヴァ完結
2016年 ナウシカ2始動
2017年 作画開始
2019年 公開予定が一年延期
2020年 ついに完成!
ね? ちょうどでしょ?
というわけでこのイラスト、今はヨタだけど数年後には現実になってるかもしれない。
いわば予言のイラストだ。アスキーの今号、ぜひ保存してくれたまえ。
<<前回、「ホリエモン計画」12はこちら
***********************************************************
バックナンバーもそろっています。
動画・音声・テキスト・電子書籍:岡田斗司夫コンテンツアーカイブ見放題