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2013年09月08日

【緊急レポート】岡田斗司夫がとことん「宮崎駿引退問題」を考える!!

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 3番目の理由。なぜ今宮崎さんが辞めると言い出してるのか?
“ジブリといっても俺だけじゃん!”というのが絶対にあると思います。
 これは作家の自負として。
 9月2日 ニコ生岡田斗司夫ゼミ9月号で、岡田が50分をかけて語り倒した「宮崎駿引退問題」のハイライトを、紹介します。

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こんばんは、岡田斗司夫です。
 岡田斗司夫ゼミ9月号、今回は世間で話題になっている大ニュース、“宮崎駿引退問題”をやってみたいと思います。 コメントは拾っていく予定ですけど、今回はどうなるかわからないので。余裕がある時はコメント拾えますけど、余裕がなくなると見られなくなるのでですね――

 早速コメントで「辞める辞める詐欺」って書いてありますね。
 他にも「“長編映画をやめる”っていう表現に、微妙に復帰の可能性が残してあって笑った」なんて意見もありますね。

 さて。
 なんで辞めたいのか、僕にはわからないです。
 宮崎駿が「辞める!」と言っている。でも、辞めると言い出したのは、昨日今日の話じゃないんですよね。ジブリのアニメが好きな人や、宮崎アニメのファンの人ならよく知っているように。
 宮崎さんは、もう10年前、15年前から一つ映画を作る毎に「これが最後! これが最後!」と言っている。これは事実なんですよね。
 なので、そういうふうでもない段階にもう来てしまったわけですね。

(中略)

 なので、今日の話題は――

「なぜ、こんなことになってしまったのか?」という話。
「宮崎駿にとってアニメとは何だったのか?」という話。
「今後の展開について、どういうふうに事態が推移するのか?」という話。

 この3つに分かれます。

(中略)

 
 あと、3番目の理由。なぜ今宮崎さんが辞めると言い出してるのか?
“ジブリといっても俺だけじゃん!”というのが絶対にあると思います。
 これは作家の自負として。

 スタジオジブリ作品なんていっても人気があるのは宮崎駿作品だけ。
「~と、言っても過言ではない」と、僕はいつもエクスキューズとして付けるんですけど。

 確かに『猫の恩返し』とか、『耳を澄ませば』といったものもあるんですけど、作品としての完成度や格が違いすぎるんですね。
「耳を澄ませばみたいな作品を普通に公開してヒットするのか?」っていうと、“宮崎駿のジブリ”っていうのがあるから、なんとかヒットしているんですね。
『コクリコ坂』にしても、なんとかヒットしている作品なので。
 なので、「スタジオ・ジブリっていってるけども、他に監督がいるっていってるけども。俺が抜けたらなんにもなくなるじゃいか!」っていう、この状況ですね。


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