FREEexなう。

2013年09月04日

「悩みのるつぼセミナー」岡田式回答法に勝間塾生の心が動く

nayaminorutubosemi08252今日は皆さん、それぞれが4タイプテストで出した判定結果(注目型司令型法則型理想型)でやっています。でも、たぶん、もうちょっと司令が多いんじゃないかと、僕ら考えてます。勝間塾は、(負けず嫌いの)司令率がのすごく高いはずです(場内、爆笑)。

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2013年8月25日、武蔵野公会堂で行われた「悩みのるつぼセミナー」のご紹介です。
今回のセミナーは参加者を、FREEexクラウドシティ・勝間塾の三団体から募って行われた、講演+ワールドカフェの混合形式。岡田が、個人的に勝間塾に参加したことがきっかけで、今回のイベントが急遽、企画されました。
FREEexメンバー、クラウドシティの市民から観た勝間塾とは?そこで岡田斗司夫は何を語ったのか。ここではそのハイライトをどうぞ!

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質問に書いてあることの中から本質みたいなものを探して、仮説を立てるという「読む」という作業。それと、この問題にはどうやって答えられるんだろうか、他に考え方はないだろうか、というふうに選択肢を模索する「考える」という作業。
次に、これをどうやれば相手に伝わるんだろうか、という「書く」という作業。
で、意外なことに第4段階が悩むです。
僕は、るつぼの回答を書いたら、できれば一晩か二晩寝かせます。

(中略)

僕の場合、論理性はあんまり不案ないんですよ。
というのは、ここまで考えてプロセス踏んでやってる。だから、論理的にあまり破綻はない。

一番最初の段階で、5人掛かりで読んで5人掛かりで考えてるから、あまり漏れはないんですね。
この段階でもう漏れがあったら、それはもう運の問題もあるし、僕らの能力の限界を超えてるからこれも仕方がないんですけど。
論理性はあまり問題がない。

で、書くということに関しても、自分の表現力に関しては、あまり不安を抱いてないんですね。

特に短い文章の中で簡単な言葉を使って、ある程度の概念を伝えるってところに関して僕、自信があります。そこも不安がない。

何が不安かっていうと、冷たい回答を書いちゃう場合が多いんですね。
これは、いかにこの相談してる人に感情移入しようと、やっぱり、どうやっても僕の中には第一印象であった「お母さんのことを許してやれよ。」とか、「人間なんだから」っていう、大人的な感性が離れないんです。最後の最後まで。

なので、回答をを書いた人、もしくは書いてない人に見せて、「これで大丈夫?」って言った時に、「うーん、理屈は通ってますね」、とか「納得しました」みたいな反応が返ってきたら失敗なんですね。
「納得しました」じゃなくて、一番あるべき反応、僕が欲しい反応って言うのは、「あっ、自分、こんな経験があってこうです」って読んだ人が書いてくれること。それはその人の心が動いた証拠なんですね。

最終的にアウトプットする書いたものって、読んだ人の心が動かないと意味がないんです。

僕らは回答をだしてるんではない。正解を出してるんではない。
できれば。その人を感動させる。読者を感動させる。
もしくは少なくとも心を動かす。
その人の今後の人生が微妙に動く。
その人が同様の問題にあたった時、読んだ人が同様の相談を他人から受けた時に、それまでの自分じゃない自分が1ミリでも出てくるように仕向けるのが、ぼくらが原稿を書いてる目的なんですね。

読んでる人の人生をある程度微妙に、できればよい方向に変えたいという風に思ってます。
なので心が動いてないようなリアクションがでたらやり直しです。

ライター:商売のヨシタカ 


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