FREEexなう。

2013年04月30日

【特集】理想型の操縦法「相手のこだわりを理解すること」


注目型 理想型のに対するものの頼み方のポイントは、まず相手のこだわりを理解すること

 理想型とは、例えば資料やビデオを借りるときも、自分が気に入ったものなら、頼まなくても貸してくれる人です。これが気に入らない資料だとあんなの見なくてもいいですよ」とか言って、ある場所すら教えてくれません。


と言っても、何かを頼んだり誘ったりするときに、必ず全部を理想型に好みを合わせないとダメ、というわけではありません。
 

 例えばみんなで旅行に行くときも、その旅行の中の中に一つでも自分の気に入った部分が見つけられればOKなのです。みんなでスキーするのが目的の旅行でも、途中で見たかった博物館に寄れるとか、前々から行きたかった風俗街に繰り出せる、ということが一つでも含まれているだけでいいわけです。
 

 例えば自動車のセールスのときも、安いとかステータスシンボルになる、といった売り込みは、理想型にはさっぱり功を奏しません。彼の心を動かすには、本人が自動車に対してどんなイメージをもっているかを把握することが、大切なのです。
 

 それは単なる「自動車の好み」とはちょっと違います。彼にとって「本来、自動車はこうあるべきだ」といった確固としたイメージがあるはずです。そしてそれに近いものが「正しい自動車」となるわけです。
 

 「メカニックを自分の手で調整し、動かす快感こそが、本当の喜びだ!」と思っている人の場合、どんなにエンストしやすく、クーラーがきかなくて、乗り心地が悪くても、イタリア車を選ぶことになります。
 

 企画プレゼンの場合も、理想型を本気にさせるには、この「本来こうあるべき」というイメージに企画が近いことが、原動力になります。
 

 とはいえ、企画を好みに合わせて変更することは難しいし、現実的とは言えません。そこで、小さなディティールの部分だけでも、理想型の好みに合ったものをはめ込んでみましょう。
 

 例えば宣伝用ポスターの隅っこに、理想型のこだわっている小道具を入れる、といった一見つまらないことでも全然かまいません。
 

 そういった配慮をいくつか積み上げることで、理想型の人は驚くほど乗り気になってくれるはずです。
 

 なぜならそういう心遣いは彼にとって、「企画の中に自分の好きな部分がある」という意味だけではないからです。それは彼が求めている「自分が好きだということを相手が認めて、それを取り入れてくれた」「自分のことを分かってくれた」という意味になるのです。
 これにより、あなたに対する信頼や好意が格段にアップするでしょう。

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otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!
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