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2013年04月23日

【特集】注目型の操縦法「好意を表す」


注目型まずは注目型。このタイプの基本的欲求は、「好かれたい」「嫌われたくない」です。
当然、注目型への頼み事は、本人への好意を積極的に表すことが基本になります。 ちょっとした頼み事も、まずは楽しい世間話からが基本。

 
 ちょっとした頼み事も、まずは楽しい世間話からが基本。

 企画を売り込みたい、契約を取りたいといった場合も、相手先の担当が注目型と考えられる場合は、担当のもとへ足繁く通うことが大切です。
 ただし、ゴリ押しは禁物。長居も禁物です。企画を通したくて来ているというより、その担当の人に会うのが楽しくて来ているというムードを演出すること。ちょっとしたおみやげや、最近仕入れた面白いうわさ話などを用意していくことも助けとなります。
 肝心の話を出して、相手が乗り気でないようならすぐ切り上げ、相手の機嫌を損なわないうちに引きあげましょう。
 これを何度も繰り返すと、やがて相手のほうから気を使って、仕事の話に水を向けてくれるようになります。
そのときが押しのチャンス。情熱的に押してみましょう。
 
 注目型にとって、目の前の相手がいきなり不機嫌になって、自分への敵意をむき出しにすることほどイヤなものはありません。あなたのサービスがうまくいっていればいるほど、注目型はあなたの好意が敵意に変わることを避けたいと考えます。そのためについつい、欲しくないものを買ったりしてくれるわけです。
 
 私の知り合いが勤めている会社にも保険勧誘のおばさん達が足繁く通ってくるそうです。注目型の女性が「あんまり悪いから、入ろうかしら」などと言いだしました。さすが注目型です。(法則型のOLが無情にも「通うのが仕事なんだから気にするな」と止めたそうです)
 
 この他にも、注目型の特徴をつかんだ売り込み方がいくつかあります。

 自動車のセールスでも「土日にはご家族揃って試乗会」といった売り込みが、注目型には効果大です。
家族みんなで遠足気分。メーカー側でもコーヒーを用意したり、アットホームな雰囲気を演出します。
 こうした雰囲気の中、奥さんや子供達の楽しそうな顔を見て、つい買ってしまうということが多いのは注目型です。それは自分が欲しいから買うのとは違います。「じゃ、これを買おう」といったときの家族の嬉しそうな顔と、「買わない」と言ったときの家族のがっかりした顔を思い比べて、つい買ってしまうのです。そのとき、彼が本当に欲しいのは、家族からの感謝や信頼、好意なのですね
 
 企画や仕事の中に、華やかで楽しげなことが入っていると、ついやりたくなってしまうというのも注目型です。
私自身も、取材旅行や、合宿や飲み会でのブレーンストーミングに弱いです。こういう楽しそうな仕事はつい、多少条件が悪くても引き受けてしまいます。
 いやぁ、タイプとは恐ろしいですね。






otakingex at 07:00コメント│ この記事をクリップ!
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