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2013年04月21日

【特集】理想型のレベルと進化「究極形態は聖人」


注目型 理想型にとって、基本的欲求は「信じる道のみを突き進みたい」「間違った世の中を正したい」です。この欲求をいかに行動エネルギーに転化し。自分の人生を運営しているか。それが、レベルアップ=進化への決め手です。

 それでは最低レベル「なまけ者」から始まり、「頑固者」「アーティスト」「聖人」と進化する、理想型の人生模様を観察しましょう。

理想型レベル1 なまけ者

 レベルの最も低い理想型タイプは、傍若無人の「なまけ者」です。他人が何をしていようがおかまいなし。自分がやりたいことにしか、興味がありません。もちろん本人の中では、「これではいけない」という気持ちはあるのですが、他人からは単なるなまけ者にしか見えません。自分の気に入った仕事しかせず、貧乏をものともしない人がいますが、そんな人はたいてい、このタイプです。

「オレも、やりさえすればできるんだ」という無根拠な自信と、「どうせオレなんて」「誰にも分かりっこないさ」という自虐的意識を合わせ持つのが、このレベルの特徴と言えるでしょう。


理想型レベル2 頑固者

 さて、「怠け者」の引力圏を脱出し、進化に成功した職人タイプは「頑固者」になります。自分ができること、やるべきだと思うことの中で、社会に抵抗したものを見つけられた理想型は、怠け者の汚名を返上できます。自分自身の腕に自負を持ち、「怠けたい」という欲求をはねつける意志の力で、周りの尊敬を集めます。

 そのかわりに手に入れるのが「わからず屋」という汚名。

 理想型にとって、周りの状況がどうであろうと、自分のやるべきことは、正しい方法で完遂されなければ気が済みません。先生や先輩、家族や上司がなんと言おうと、周りの条件がどう変わろうと、自分のやり方を変えるのはとんでもないことです。だって自分のやり方、とは彼(彼女)にとっては、唯一の「正しい」方法なのですから。

 子供の頃の職人タイプは、「怠け者」と「頑固者」の間をうろうろしています。大人の中でも、頑固一徹と言われるような人は、たいてい理想型なのです。


理想型レベル3 アーティスト

 さて、「頑固者」からレベルアップした理想型は、めでたく「アーティスト」に進化します。アーティストと言っても、別に音楽家や画家だけではありません。料理や運転など、具体的に手を動かす仕事には、常にクリエイティブなセンスが必要です。

 そんな「アーティスト」に必要なのは、才能だけではありません。自分と同じようには出来ない他人を認めること、他者を許して認めることが必要になります。そのうえで「しかし自分は、あえて自分のやり方を貫きたい」という決意が、彼の仕事の完成度を上げるのです。

 ここで初めて「やりたいことしかしない」「自分のやり方にこだわる」という理想型の頑固さが、良い効果を発揮するわけですね。


究極の理想型 聖人

 理想型が目指すべき理想の形。それは「聖人」です。誹謗中傷に負けず、自分の信じる道を進み、苦難の中から「真実」を見つけだしたイエス・キリストのような生きざま。剣聖・宮本武蔵なども、一芸を極めた立場から「世界」「人生」を語りました。

 何が正しいことかも分からない一般の人々に、大文字の「真実」を指し示すような生き方こそ、究極の理想型なのです。

 理想型の皆さん、頑張って下さいね。






otakingex at 19:00コメント│ この記事をクリップ!
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