▽ 理想型は 我が道を行く
▽ 理想型は 部下に対して責任感が強い
▽ 理想型は 反骨精神旺盛
▽ 理想型は 異常に几帳面
▽ 理想型は トップになりたがらない
▽ 理想型は 本気度が違う
▽ 理想型は こだわる
4タイプの単行本『人生の法則』は
2010年8月14日に行われた「4タイプ」に関する講演がもとになっています。
2010年8月14日に行われた「4タイプ」に関する講演がもとになっています。
お時間のある方は、ぜひご覧ください!
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☆理想型は我が道を行く
職人タイプが大喜びするのは、他人が自分を分かってくれたとき。自分のこだわりを認めてもらったときには、手放しですごく喜ぶ。自分と同じ価値観を持っていると考えて、分かってくれた人の評価がグッと上がる。相手が自分を理解してくれた、と思い込んで一目惚れする場合も多い。
☆理想型は部下に対して責任感が強い
いろいろ面倒を見たり、かばってやったり、助言したりしようとする。そのかわり、しつけにも厳しく、細かいことまで指導する。はたから見ていると暴君のように見えるときもある。
☆理想型は反骨精神旺盛
自分の上司や、スポンサー、取材先など「お上」に逆らうことこそ、自分らしさを通すことと考えている。「社員としてではなく、一人の銀行マンとして」などとすぐ言い出す。
職人タイプにウケがいいのが、尾崎豊。「夜中に学校の窓ガラスうを割った」なんて歌を聞いて、心が震えるのは「大人や学校というシステムに反抗する」考え方に共感するからだ。
しかし王様タイプからは「なんで夜中なんだよ、卑怯だなぁ。昼間、堂々とやれよ」とバカにされる。
☆理想型は異常に几帳面
会社員のH君は、社内用のメモにアンダーラインを引くときも定規を使うほどだ。自分の仕事でこだわっているときはまだいいが、新人に仕事を教えるときまで、ここは定規でと指導してしまう。しかも「この作業の前には、まずシャーペンと消しゴムとこの用紙の他に、定規を用意してください」という徹底ぶり。効率と合理性を愛する学者タイプの同僚は、それを見て頭がクラクラする。
レコード会社勤務のS氏は遅刻の常習犯。遅れてきて会社で歯を磨きながら「歯を磨かないと、人としゃべっていても落ち着かない。口臭がするんじゃないかと気になって」別に彼は、人より口臭がヒドイわけじゃない。むしろ仲間うちでは清潔なほう。「神経質だね」というと「人間として当然ですよ」と言い返す。遅刻はいいのに、口臭はダメなのか。それも人間として。
☆理想型はトップになりたがらない
会社をはじめる職人タイプは多いが、社長らしくない社長、をすぐに目指してしまう。上司の文句を言いながら、自分のこだわりを通すことが幸せなのだ。
☆理想型は、本気度が違う
ライターのH君は、カラオケで子門真人の歌をホンモノそっくりに熱唱する。マンガ家のA氏は、仮面ライダーのナレーションを調子よく暗唱する。公務員のM氏は、映画「スター・ウォーズ」の全セリフと効果音を一言一句違わず暗唱する。
それぞれ確かにうまいが、あまりに本気すぎて、見ているほうが引いてしまう。カラオケで「魂の歌」を熱唱するヤツは必ず職人タイプ。
☆理想型はこだわる
マジメ人間で有名なO君の口癖は「良しとしよう」。彼にとって世の中の出来事は、許せることと、許せないことに二分されるようだ。彼に許してもらわなくても、誰も困らないんだけど。
食品会社勤務のF君。社長が「一口サイズの唐揚げを串に刺してコンビニで販売しよう」と提案したら、猛反対。「そんなのは唐揚げじゃない!」プロとしてのプライドが許さないそうだ。
アニメ監督のA氏は菜食主義者。肉も魚も食わない。しかも、食ってる人に「生き物を食べるなんて、人間のすることじゃないよ」と説教までする。酒を飲むと、小学生の頃、大好きなプリンに釣られてつい、父親に肉を食べさせられてしまった思い出を泣きながら語る。目の前の欲望に負けて、自分の筋を曲げたのが悔しかったそうだ。ちなみに彼はキノコ類も食わない。
「キノコはバイ菌の親玉ですよ。あんなもの食い物じゃないです」
でも、餃子や魚肉ソーセージは食べるので、友達からただのわがままと言われている。
また職人タイプは、本棚やCDの整理にも大いにこだわる。使い勝手と収納性を第一に考える軍人や学者タイプと反対に自分がこだわっている作品や、他人と違う好みを主張できるような物を、目立つように並べる。
で、そこから自分のこだわりや好みを読みとってもらえると、何よりも嬉しがる。