● 法則型は 興味ある部分だけ反応する
● 法則型は 行動部分を決めている
● 法則型は ハングリー精神ゼロ
● 法則型は 計画が好き
● 法則型は 分析が好き
● 法則型は 真面目だ
● 法則型は 感情的になっても立ち直りが早い
● 法則型は 一歩引いている
● 法則型は 人目が気にならない
4タイプに関する書籍としては、最新の単行本として
『人生の法則「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人』
があります。
読みやすく、理解しやすいように、解説パートと小説パートで構成されています。
小説パートは、同じ事件をタイプの違う4人の高校生が1人称で語る、という学園物。
4タイプを総合的に理解するのに役立ちます。
Amazonはこちら。
時間がない場合は 立ち読みコーナー(前書き)をどうぞ。
部費でマンガが買えるからという理由で、マン研部にひっそりと在籍しているトモユキ。超上から目線だけど、行動は省エネ路線。人生の法則では、そんな法則型がなぜか活躍しています。
では、そんな法則型の特徴をどうぞ!
☆法則型は約束を破れない
法則型は、約束を破ることができない。約束を守れない、ということがとんでもなくストレスになるのだ。
だから当然、人と約束するときは異常に慎重になる。そして約束を破られると、ムチャクチャ怒る人が多い。
「何で自分で言ったこともできないの?」その怒りは、相手が年上でも子供でも、親でも上司でも容赦ない。
☆法則型は興味ある部分だけ反応する
「はぁ はぁ、あっ、そこ面白いですねぇ!」他は面白くないということだ。
☆法則型は行動パターンを決めている
作家のT氏は自由業だが、毎日同じ道を通って同じ時間に、同じ本屋に行く。
フレックス出勤ができる会社に勤めるK氏は、毎日「笑っていいとも!」を見てから出社する。仕事で早く出社する必要があるときは、仕方なくビデオで録画する。別に「いいとも!」が特に好きなわけではない。1回でも見ない回があると気持ちが悪いからだ。
☆法則型はハングリー精神ゼロ
飄々と生きるのが法則型。空調会社に勤めるY君の夢は自分の部屋を、映画「2001年宇宙の旅」の宇宙船内みたいに改装すること。趣味に邁進するため、仕事は公務員という楽で余暇がいっぱいあるものを志望していた。
☆法則型は計画が好き
A夫人は典型的な法則型主婦。幼稚園の親子遠足が近づくと、お弁当の作り方に一工夫した。1週間毎日、その日のオカズを1品ずつ保存しておいて、それだけでお弁当を作ってきたのだ。腐りにくいものから計画的にメニューを組んだらしい。手抜きなのかマメなのか分からない。とにかく工夫が成功して嬉しそう。
買い物をするときも、スーパーのチラシを5種類以上見比べ、「カラー印刷のものより、2色印刷のほうが、情報が新しいので安い」と推理。この季節ならキュウリは何円以下、と自分で底値を設定してそれより高ければ買わない、というシステマチックな行動は、法則型特有のものだ。
☆法則型は分析が好き
ソフトハウス社長のA氏は、世間話していると頼みもしないのにすぐ、人生相談に乗りたがる。で、相手の状況を分析、評価してくれる。趣味の野球と三国志研究とを結びつけた、独自の人生論があるらしい。
有名マンガ家E氏。「僕はどうやったらマンガがヒットするか全部分かっている。スタッフみんなが僕の言う通りにすればうまくいくのに、言うことを聞かない。仕方ないから、できるだけ分かるよう丁寧に説明してる」と独自の理論をいつも展開。
☆法則型は真面目だ
Jさんの口癖は、「僕、そんなにマジメじゃないから」。自分のことを「フマジメだ」と言い張ってしまうほど、人一倍マジメなのだ。仲間うちでは、「マジメにフマジメしてるJさん」で、通っている。
☆法則型は感情的になっても立ち直りが早い
あとで感情的になったことに対して、とても恥ずかしそうにする。
☆法則型タイプは一歩引いている
評論家A氏はいつも、
「自分は社会の動きを村外れで見守っているような存在です。村人が相談に来たら何でも教えてあげる。聴きに来ないなら来ないで、それもいい。でも、いつでも聴きに来たとき答えられるように、見守っているのです」と涼しげに語る。
こういう態度は理想型から「無責任!」と罵られる。
会社員K君。酒場の愚痴で、
「あの問題はこうしたほうが効率がいいんだけど、何で課長はこうしないのかなぁ」
「課長になんでいわないの?」
「だって訊かないんだもん」
自分から言えよ!
☆法則型は人目が気にならない
箸が正しく持てないK夫人、ご主人から「外で食べるときみっともないから、練習しろ」と言われたら、「そんなことに気を使うくらいだったら、一生外ではご飯を食べない」と断言。もちろん、本気である。
先日の仕事の打ち合わせで。A案とB案、どちらにするかでモメにモメた。我が社はA案を推し、先方はB案。2時間話した結果、ようやく先方のB案でまとまった。その話し合いの最後に、先方のスタッフの一人、法則型の部下が「私は、A案でもB案でも別にいいと思います」。全員唖然。先方の上司は渋い顔。