FREEexなう。

2013年02月11日

岡田斗司夫の近未来日記242回「戦闘思考力塾1」

242_2 むかし、島田紳助が板東英二との対談でこう語った。
『娘がとろくさい答えを返してきたから叱った。気の利いた答えを思いついた瞬間に返すからダメなんだ。常にどう返すのか、何種類も考えろ。

週刊アスキー2/19日号(2月5日発売)

************************************************************

242_1
「戦闘思考力」を鍛える塾をはじめてみた。


 見慣れない言葉だけど、あたりまえ。僕の造語である。もともとはジャンプのマンガ「HUNTER×HUNTER」に登場した言葉だ。

 ちなみに「HUNTER×HUNTER」は世紀の名作マンガなので、週アスのこのコラム読んでる時間があるんだったら、いますぐ本屋に走れ!電子書籍も出たので、いまなら通勤中にキンドルとかで読めるよ。


 その「HUNTER×HUNTER」15巻、主人公ゴンを鍛える師匠ビスケが、修行中の彼を見つめながら、こうつぶやいた。

『敵を観察し
分析する力
そして 敵を攻略する
ための手段を戦いながら
瞬時に考える力』
『すなわち
戦闘考察力!!』

『様々なタイプの敵と
戦わねばならない念での
戦闘・・・そこで最も
大切な戦闘技術とは
思考の瞬発力!!
「いかに対処するか」をすばやく
幾通りも考え取捨選択し
適切な対処法を実行に
移すまでの刹那!!
まずは考えることに慣れ
それを限りなく反射へと
近づける訓練!!』

 この戦闘技術を、僕たちが生活したり仕事する時の「アタマの使い方」までに落とし込んだのが、僕の「戦闘思考力」だ。

 バラエティ番組で活躍するお笑い芸人さんたちはみんな、この「戦闘思考力」が高い。

 昔、島田紳助が板東英二との対談でこう語った。

『娘がとろくさい答えを返してきたから叱った。気の利いた答えを思いついた瞬間に返すからダメなんだ。


 常にどう返すのか、何種類も考えろ。その中から”シチュエーション””相手の盛り上がり””自分の立場””求めている落としどころ”を素早く考え、何種類の中から『選ぶ』と考えろ。

 選んでいる限りミスはないし、あとで反省もできる。選ばずに思いついたことを言うな!』

 ね?すごいでしょ?

 でも、これで鍛えられるのは、単なる「言い返し能力」だ。議論には勝てるかも知れないけど、なにかを生み出せるか、問題を解決できるかは、また別問題。


 戦闘思考力とは、この「言い返し能力」に「分析能力」「考察能力」「発想能力」などを加味したもの。


 ちなみに橋下市長は、この「戦闘思考力」が高い。だから彼相手の論争は疲れるし、面倒なんだよね。(笑)


 戦闘思考力はアイデアを出す時や、いまの僕みたいに文章を書く時に使える。人と話す時、相談に乗る時などの対話にも使える。企画会議やプレゼンなどの多人数相手なら最強の「思考の武道」だ。

 武道だからとうぜん、トレーニング法もある。
 では次回、この「戦闘思考力」の鍛え方を説明しよう。


<<前回「岡田スクール」はこちら

▲この記事は3月8日までの期間限定公開です。▲ 
 

**************************************************************
405656_289927157800025_1119134056_a岡田スクールR 東京、大阪、名古屋など、全国で展開中!詳細はこちら  岡田スクールR公式ブログ  公式FB 




コメント一覧(新規コメント投稿は、上のFacebookソーシャルプラグインをお使いください)