『いさめても、弁が立つうえ恫喝するので、私は考えがまとまらなくなり、そのうち揚げ足を取られて、何故か私が悪いことになってしまいます。』
今回は、自分に甘く、親への甘えも人一倍の息子を持つお母さんの悩みです。
朝日新聞に今朝(9/22)、掲載された相談です。
回答編は明日、９月２３日に掲載します。
「子供に勉強させるべき？」
５０代の女性です。
親への依存心が強いうえ怒りの沸点が低く、やらなければならないことにも向き合わず、逃げられないとなると怒って感情を爆発させる。そんな甘えの強い高校生の息子に悩んでいます。
「悪い成績を見るのが嫌だから、模試は受けたくない」、「朝勉強しようと思ったけど、寝坊したからテンションが落ちて今日はやる気が起こらない」、「集中力が続かないからできない」
と、いつもできない理由ばかり並べます。
助言をしても注意をしても「それは～だからできないんだ！」とまたもできない理由を並べ、怒って声を荒げ始めます。そして、結局逃げてしまいます。
逃げられないとなると、そのストレスでさらに感情を爆発させます。そして、私に対処せよとばかりに「どうしたらいいの？！」と尋ねてきます。
相談と言いつつ、最初から怒っているので、下手なことを言うとさらにヒートアップします。
その繰り返しで、巻き込まれたくないと思っている私を「他人事みたいな対応で、助言もしてくれない。子どもがどうなってもいいんだな」と責めてきます。
いさめても、弁が立つうえ恫喝するので、私は考えがまとまらなくなり、そのうち揚げ足を取られて、何故か私が悪いことになってしまいます。
たとえ大学に入っても、ダラダラとして単位も取れず…という姿が目に浮かびます。
自分に甘く、親への甘えも人一倍の息子をどう自覚させ、どうまともな大人にしていけばよいでしょうか？
