FREEexなう。

2012年04月29日

「『ふしぎの海のナディア』と言えば」 フェス!(4)

(3)からの続き

 特番「『ふしぎの海のナディア』」徹底研究!」岡田斗司夫でインタビュー 記念で、開催していた「ナディア・フェス」も、いよいよラストスパート。

 岡田が主宰する、すべての理屈っぽい人のためのSNS「クラウドシティ」で募集した、日記フェス「ふしぎの海のナディアと言えば」も最終回となりました。

 様々な世代が、様々な視点から語る自分にとっての「ふしぎの海のナディア」。

 時代を感じたり、影響力の広さに驚いたり、若い情熱に照れ笑いしたり・・・
心揺れるもの、なるほどと感心するもの、理屈民族らしい詳細な語り、様々な日記をとりそろえてみました。
皆さまも、ご自身の思い出と再会しながら、ゆっくりとお楽しみください。

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ノーチラス号の思想信条 
紅のふたさんの日記より

 ナディアといえば。
 映像ソフトを始めてボックスで買ったのがナディアです。
 当時、高校生の自分はもちろんLDプレーヤーなどという高価な機材は持っていないにもかかわらず速攻で予約、親に泣きつきお年玉貯金を切り崩して約7万円を捻出。(プレーヤーは後になんと近所のゴミ捨て場で見つけて入手!)
 第36回「万能戦艦 ノーチラス号」から最終回の大団円までのパートは本当に大好きで、何度も何度も繰り返して見てきました。

 そこでちょっと注目したいのが、第37回でレッドノアとの最終決戦に赴く直前のN-ノーチラス号艦橋にて「乗れる者はみんな乗ったよ」との機関長の台詞。
 いうまでもなく「宇宙戦艦ヤマト」を非常に強く意識した描写・シーンの多いナディアでありますが、 ここはネタ元のヤマトであれば「一人の欠員も無く」全員揃って死地へと赴くはずの部分だと思います。
 しかしナディアではエアトンをはじめ結構船を降りる人間がいるんですよね。
 おそらくはかなり意図的な、「さらば宇宙戦艦ヤマト」以降のある種全体主義的ともいえる滅びの美学に対する、アンチテーゼではないでしょうか。
(樋口監督の「ローレライ」でも、流石に地球人類全体の命運をかけた戦いではないにせよ、もっと明確に「最終決戦直前で船を去る乗組員のボート」を映すカットがありました。)

 この辺りに、戦中派の西崎監督と戦後生まれの庵野監督たち若い世代の思想・信条の違いが見て取れるようで、個人的にとても興味深いところです。 

◆戦中派vs戦中派。なるほど、監督の美学の差を、そう捉えると、また違った面白さが見えてきますね。

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ガッツリみてました 
あつさんの日記より

 未だにカラオケでの必須曲。
 子供心ながらにナディアが嫌いで、グランディスが好きだったな。
 最終回で「おおおぅ、そこがそうなるか~!」と嬉し恥ずかしに思った事を覚えています。 

◆OP曲、ほんとに印象的ですよね。

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全く見たことがないリアルタイム世代の私 
珈琲好きのシンゴさんの日記より

 ナディアが放送された当時、私は小学生だったのですが、一切見ておりません。(笑)
 当時、友達連中がよくナディア話をしていたのを覚えていますが、まだズブズブのオタクでなかった私は、横で「フーン…」と聞き流しているだけでした。

ーーーーー終了ーーーーーー


……では悲しいので、その周辺にまつわる話を。

 私の大好きなマンガで「さよなら絶望先生」という作品があり、アニメ化もされたのですが、これはその時のエピソードです。

 ずっと以前に週刊少年マガジンの巻末コメントで、原作者の久米田康治先生がこのようなことを仰っていました。

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 今の30歳前後(担当さんを含め)は多感な時期にナディアを観たせいでトーンを貼っている女に異常に反応する事が発覚しました。
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 で、この作品には「マリア」って褐色肌のキャラクターが居るんですけれど、原作の大ファンであり、アニメの副監督だった龍輪直征さんは、上がってきたキャラクターデザインを見てこう言ったそうです。


 「違う!マリアの肌の色は!ナディアの色じゃなきゃダメなんだ~~!!」

 それだけをダメ出しして譲らなかったとのこと。(笑)
(龍輪さんはまさに「多感な時期にナディアを観た30歳前後」)

 ガイナックスの皆様。ナディアは業界の隅々に影響を与えておりますよ。(笑)

 とにかく、改めて0からこの作品を見ることが出来るので楽しみです。ネタバレには気をつけなきゃ…。 

◆ナディア=トーンを貼っている女、という公式がおかしいです(笑)

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大好きだけど・・・残念でした 
W歩駒(とこま)さんの日記より

 ナディアについて書かなきゃと思っていましたが記憶力弱いし、あまりに時間が経ちすぎていて当時があまり思い出せません。

 「トップをねらえ!」はVol.1発売直後から大好きで、新しい巻が出る度に、1-2ヶ月は毎日繰り返して見てて、同じ庵野秀明監督作品と成ると期待しない訳にはいかない。

 初っ端、宮崎駿作品の様な真っ青な空のカメラ視点ではじまるオープニングがよくって歌もすごく好き。
 当時忘れ去られていた存在に近いサブマリン707っぽいノーチラス号もとてもカッコ良く、バベルの塔は、ヤマトの反射衛生砲やコナンの太陽塔を彷彿させるし、常温対消滅エンジンという言葉センスも抜群で、更には縮退炉が出てきた時はトップとどう繋がるのかドキドキして、毎回面白かったし楽しみにしていました。

 こうした月並みな感想ばかりだったので日記に書く程でも無いなかと思っていましたが、最終回に違和感があったのを思い出して書くことにしました。

 違和感は、コンセントが抜かれても、ナディアのお兄さんのネオ皇帝が動くシーンで流石にあれは、まずいんじゃないの?と思いました。

 ヤマトでも、アンドロメダの拡散波動砲より、人が手で狙うからヤマトの波動の方が強いとか全く道理が納得できない精神論があるし、1000年女王でラーメタルから来る飛行物体を博物館のゼロ戦で撃ち落せたりする非科学的なシーンがありますが、ある種ノスタルジックな愛嬌だし、そうした表現なら松本零士さんへのオマージュでわからなくもない。

(この辺、最近公開のBattleShipとかでも大艦巨砲主義で戦艦とエイリアン宇宙船が撃ちあうのも同じですね。)

 また、コメディやギャグで、動けるよぉーというのなら有りかも知れない。

 だけど、あの最後の土壇場の場面で、何の裏設定の説明も無く真面目にネオ皇帝が動く奇跡劇は、理屈ヌキはどうでもいい。強く想いを抱くことは素晴らしいという解釈にもとれて、情緒不安定な若い思春期前の子供に対する影響を考えるとどうなのよ?と思いました。

 またその後、それぞれの登場人物が微笑ましく描かれていて、特にマリーとサンソンの思いもしなかった縁には心が和み、何より物語の最後だというのに、いつもと同じエンディングで締めくくられたのには余韻が深くさすがだと感動しました。

 だから尚の事あの部分が気になっていて、理屈や伏線無視でも演出力だけで感動させれれば良いというやり方は、姿勢として問題あると思いました。

 そういった意味で、ナディアは非常におしい作品で、やはり庵野監督の代表作は「トップをねらえ!」だと思っています。若いころの様に、苦しみながらでも何とか最後まで筋を貫き通す忍耐強さを庵野監督に求めるのは、酷なのかなぁ。 

◆私も、あのシーン、感動しつつも、感動しきれない気持ちになった記憶があります。好き嫌いが分かれるシーンかもしれません。

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1990年の(アニメの)思い出 心太丸さんの日記より

 ナディアが放送された1990年は、ちょうど僕の大学入学の年。
夢の一人暮らしを始めた年です。

 それまで「テレビは一日30分」との親の躾の下で育ち、そのことで数えきれないくらい親と言い争ってきただけに、これからは好きなだけテレビを観られると意気込んでいました。

 高校三年生の時は受験生ということで、その30分でさえ確保が難しかったのですが、アニメージュだけはずっと買い続けていたので、ナディア放送開始のことは知っていました。

 ただ、初回放送の4月13日に注文していたテレビがギリギリ届かず、リアルタイムで初めて観たのは2話からでした。

 1990年4月当時は、僕の中ではテレビアニメ不作の時期で、ナディアの他にリアルタイムで観ていた作品は、「機動警察パトレイバー」「らんま1/2」だけでした。

 その2作品も面白さがナディアには到底及ばず、1990年思い出のアニメといえば、僕の中ではナディアと、放送が半年過ぎてから観始めた「NG騎士ラムネ&40」だけです。

 折角の一人暮らしを始めた年だったので、もっと僕が気に入るようなアニメがたくさんあればいいのに、というもどかしさを感じたというのが1990年の思い出です。

 あとは放送を一回も観たことが無かったのに、アニメ雑誌などの評判から、あらかじめサントラを買って聴き込んでいた「装甲騎兵ボトムズ」のパーフェクト・コレクションLD-BOXを買い、結構楽しんだことも思い出かな。

 本放送のアニメをあまり観なかったために、当時はボトムズをはじめ「未来少年コナン」などのLD-BOXを観る時間がたくさん取れたんですよね。

 今はBlu-rayソフトを購入しても、観る時間がありませんからね~(泣)。 

◆そう言えば、私も学生時代は、いっぱい時間がありました。そのころに出会った作品は、格別ですよね。

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まともに見たのは再放送だったのですが  
パンターSANさんの日記より

 高校の時に同級生が「今日はナディアがやる」とかいうので、何それと聴いたのがきっかけです。

 そいつはキャラクター書くのが当時の自分から見て、相当上手くて何枚か絵をもらったものです。
 キャラクターデザインみたいな仕事ができたらいいなと言っていたけれど、今どうしているんでしょうね。

 で、初めて見たナディアはアフリカらしきいるところの回だったんです。なんか、ジャンボといって挨拶する人が出た話。
 今の自分だったら、たぶん次は見ないところなんでしょうけれど、あの頃はテレ東のアニメとか、暇さえあれば何でも見ていたので、次の週も見ることにしてたんですね。
 見ているうちになんか宇宙戦艦が出てきちゃった。ものすごいかっこよさで主砲をぶっぱなして、デカイヒトデみたいな宇宙船をぶっ壊したんです。

 これ、こういうい話だったんだって、ようやく気がついたんです。だって、ノーチラス号の話は全然知らなかったんですから。見てないんですもん。

 で、小説が出てたんでまとめて買ったんです。これ、テレビの放映が終わる直前に買った覚えが。なんかネタバレ読んじゃった記憶があります。

 時は過ぎて、衛星第2でナディアの再放送が始まりました。

 ようやくビデオで補完することが出来ました!
 やっと、本編を見ることが。

 友達の中ではおそらくナディアを知っている人がいたはずですが、何故か情報を共有することがなかったんですが、なんでだろうな。

 終盤での盛り上がりが一番好きなんですよね。道は俺が通ったあとに出来るとか言ってた気がするよ。
 思えば、サンソンとグレンラガンのカミナはなんかかぶるな…。
 ワクワクして毎週見ていました。当時、一番のめり込んだアニメだったかもしれませんね。パトレイバーも相当好きでしたけど。

 今回、デジタルリマスター版で放映するので、すみやかにBDHDDを購入したんです。
 やー、生きててよかった-。バルス 

◆「途中からナディア」。うっかりしていたため、肝心なことを知らないまま、最後までつい、ひきこまれてしまう様子。という「ことわざ」ができそうなエピソードです(笑)

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誰も理解してくれない僕が好きなシーン のぶくんさんの日記より 

 きっと皆さんのほうがディープなナディアはご存知だと思いますので、軽めに・・・

 ナディアを見たのは小学校高学年でした。
 他のアニメに見向きもしなかったぼくがナディア初回放送をみた瞬間、一目惚れしてしまいました。
 私の人生の1/10をナディアが作ったと言っても過言ではありません。

 初めて買ったCDは「ブルーウォータ」でした。
 初めて買ったアニメ雑誌は「ナディア」特集の雑誌でした。
 初めて声優さんのラジオを聞き始めたのは「ナディア」がきっかけでした。
 初めて買ったビデオテープ&レーザーディスクは「ナディア」でした。
 ゲーム主人公の名前はいまだに、男「ジャン」、女「ナディア」です。

 それ以外もいっぱいありますが・・・・これくらいにしておきます。

 さて本題・・・

 僕の好きなシーンベスト10に入るシーンの中で誰も理解してくれないシーンがあります。

 それは「第34話いとしのナディア」でジャンがナディアのために全自動ウクレレ演奏機を作り、ナディアの前で歌を唄うシーンです。

 おそらくほとんどの人が回想話、捨て話じゃないのというイメージでしょうが、

①ジャンのナディアのために作った機械・ナディアへの思いが空回りしてしまう
②ナディアのわがまま性格とジャンへの思いが入り混ざった複雑な顔を見せている
③グランディス・ハンソン・サンソン・マリー・キングが温かく二人を見守っている

 などほのぼのする内容で大好きです。
 みんな家族なんですようね~
 今でも「な~でぃあ~♪なーでぃあ♪」とくちずさんちゃいます(笑)

 理解していただける方はいらっしゃるでしょうか? 

◆ナディアは、案外、ほのぼのした話も多いですよね。そういう話も好きでした。

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着実に育っていったサークルがあの時代に産み落とした作品  エイキチさんの日記より

 ※この文は、ニコ生で放送された番組、『岡田斗司夫の海賊生放送「ふし​ぎの海のナディア」第一話を観​ながら』を、タイムシフトで見る前に書いたものです。岡田さんの発言やユーザーの発言と似た描写があるのでご了承ください。

 ぼくが、GAINAXという会社を知ったのは、ご多分に漏れず、『新世紀エヴァンゲリオン』が話題になった時期。当初のアニメ本放送を、きちんと観ていたわけではなくて、たまに、夕方早くに帰宅してテレビを見ているとやっていたなあ、という程度だった。冬月の回想シーンや、加持やミサトの音声による濡れ場などのシーンを見ていた記憶がかすかにある。

 このアニメは一体なんなんだろう? と、何か引っかかるものがあったけど、気がついたら、放送はもう終わっしまっていた。しかし、ぼくが忘れかけていた頃、世間では着々と、このアニメは社会現象化しつつあった。1年くらい経った後、1997年にアニメが再放送され、その後、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』が劇場公開された頃には、このアニメは、完全に社会現象化していた。

 門外漢だったぼくでさえ、ドラマCDを買ったり、薄い本を買ったり、コミケに行ったりしたし、年齢、性別、カルチャーの壁を越えて、ものすごいスピードでエヴァにまつわる様々な情報が飛び交っていた。副読本のようなものが次々と出版されたり、整備に拍車がかかり始めたネット上で考察を書いている人も少なからずいた。ニューズウィーク日本版の表紙を、碇シンジと綾波レイが飾ったこともあった。

 多分、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』を観た時だったと思うけど、劇場で渡されたフライヤーの束の中に、クリアファイルがはさんであって、そのファイルの一方の面にエヴァ関連のキャラクターの画が描いてあって、もう一方の面には、褐色の肌の女の娘と、メガネをかけた男の子なんかの画が描いてあった。

 当時、エヴァに、かなり傾倒していたので、それが貞本義行の画だというのはすぐにわかったけど、そのクリアファイルの画を見た限り、「おっ、何これ?」、みたいな感じにはならず、そのキャラクターが活躍するだろうアニメ、『ふしぎの海のナディア』は、とうとう今に至るまで、観る機会が訪れなかった。

 なぜ引っかかるものがなかったのかと言うと、ぼくのアニメ観が、非常に貧しいものだったとしか言いようがない。つまり、単純にキャラデザに惹かれなかったのだ。キャラデザっていうのは、難しいんだろうなあ。媚を売るか、作品の世界観を護るか。軽々しく言えないけど、やっぱり、プロデュースの面からみても、キャラデザなどの要素は、重要なんだろうなあって素人ながらに思う。

 ナディアの肌の色の設定は、考えてみれば、現行のポケモン、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』の登場人物、アイリスにも通じるものがある、なんてこじつけもできるけど、褐色の肌の持ち主を、あえて主人公にするのは、ある種の意図を感じる。

 シェークスピアの『オセロ』に出てくるオセロだったり、アニメのキャラに関西弁を話す人物がいたり、なんというか、ストーリーにどこか、位相を持ち込むことで、鑑賞者へゆさぶりがかかるし、物語自体にも揺さぶりがかかり、多層的な効果を生み出す。まあ、NHK的だとか、アメリカ的だとか、そういう邪推もちょっとできる。

 ま、何はともあれ、エヴァが世に出る、5年前の庵野秀明の仕事ということなんですね。wikiを見ると、GAINAXゆかりの役者やミュージシャンもいる。音楽は鷺巣詩郎だし、清川元夢や日高のり子などもいる。塩沢兼人なんかもいるなあ。今となっては、塩沢兼人の声を聞こうと思ったら、過去作品をあたるしかないわけか…。

 ちなみに、鷺巣詩郎について、語らせてもらうと、エヴァのアニメが再放送されたとき、劇伴に名前がクレジットされていたのを見たのが、ぼくにとってかれとの久々の再会だった。鷺巣は、好きだったバンドのキーボディストで、ぼくの狭い世界観だと、『笑っていいとも』のオープニングなどでしか、かれの名前を見る事ができなくなっていたので、すっかり忘れていたけど、考えてみれば当たり前だけど、ミュージシャンはこういう仕事もあるんだなー、なんて思った経緯があります。ま、平たく言うと、汚れ仕事かー、とか思ってしまっていたわけだけど…。

 なぜ、今、『ふしぎの海のナディア』の再放送なんだろう、なーんて、ぼんやり考えながら、長年の宿題を解くように、録画した番組を視聴し始めて、まず最初にグッときたのが、かれ、鷺巣詩郎の出す音。これは、もう、エヴァの劇伴に、もろに直結している。ここらへんに、エヴァにおける鷺巣劇伴の成果の萌芽を見ることができるし、声優やスタッフに関しても、過去の仕事から、未来に向かっての、ゆるやかな繋がりを見出すこともできる。鷺巣の劇伴は、エヴァにとっても重要なウェイトを占めていたと今でも思う。

 説明できないような奇跡的なコネクションが、いろいろとあるんだろうなあ。それぞれの人間が、それぞれの分野で仕事をして、そうしてゆるやかに出会いが生まれていく。偶然であり必然であり、狙っていてもできないし、怠っていても機会は訪れない。色んな意味で、一緒に仕事をする仲間っていうのは大事なんですな。特に、映像という分野は、手間をかければかけるほど、デスクトップでは完結しづらいんだろうなって想像します。

 作品に話を戻すと、アヴァンタイトルは、『宝島』っぽいなーってちょっと思ったり、ナレーションは、羽佐間道夫じゃね?と思ったり。最後、クレジットを確認したらやっぱり羽佐間道夫だった。wiki班、記述が漏れてるよw (2012/04/08/17:08現在)

 アヴァンの後、タイトルが、ぽってりとした明朝体で書かれていて、まさにエヴァっぽい。正しく書くと、エヴァがナディアっぽいわけですが。。『鳥人間コンテスト』、『チキチキマシン猛レース』、ニコ生で岡田さんも言及していた『ブルース・ブラザーズ』、タツノコプロ、宮崎駿。作品シークエンスからや、人物のスタイルやアティチュードからなど、様々なものから引用し反復し差異を生み出していく。

 それにしても、貞本義行が描く、女の娘の物憂げで不安そうな表情はやっぱりいいすね。微妙な表情を扱う時の画はほんと好きです。女の娘の作った笑顔っていうのは、割と簡単に見れるけど、小さじ一杯ほどの感情を含んだ表情というのは、限られた人間しか見れないレアなものなわけです。そういう物憂げなニュアンスを描かせると非常にうまい感じがします。

 惜しむらくは、本編の音声。モノラルなのは、時代、なのかな。リマスタリングがどのくらいの範囲に及んでいるのか、オリジナルを知らないのでわからないけど、オープニングとエンディングだけはステレオ音源になっていたので、そこだけは、音源を差し替えたのかな。

 あと、昔のアス比で放送するときに、画面の左右に現れる塗りつぶされる部分が表示されてしまうけど、あれは、単純に黒く塗りつぶせないんだろうか。どうも、中途半端にグレーだったり文字が入ったりすると、見づらい気がするんだけど。『名探偵コナン』なんかを観てる時に左右に現れるレンガのマテリアルとかも、ものすんごい気になるw

 とにかく、始まったばかりなので、これから、まあ、あれこれ言いながら観ることになるんだろうけど、もう、どうあがいても完璧な後追いなので、ゆっくり楽しみながら、視聴していきます。

◆エイキチさんの熱い語りに圧倒されっぱなしで、長い日記を、全文、載せちゃいました☆




otakingex at 22:00コメント│ この記事をクリップ!
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