FREEexなう。

2012年04月15日

「『ふしぎの海のナディア』と言えば」 フェス!(2)

その(1)からの続き

特番「『ふしぎの海のナディア』」徹底研究!」岡田斗司夫でインタビュー記念、「ナディア・フェス」、展開中!

「遺言」第5章「ナディアの舞台裏」の連載も好評頂いています。

岡田が主宰する、すべての理屈っぽい人のためのSNS「クラウドシティ」でも、日記フェス「ふしぎの海のナディアと言えば」を開催。クラウド市民(参加者)たちが積極的に日記を発表してくれました。


前回から、毎週日曜日にその日記を大公開しています!(4月中)
様々な世代が、様々な視点から語る自分にとっての「ふしぎの海のナディア」。
時代を感じたり、影響力広さに驚いたり、若い情熱に照れ笑いしたり・・・
皆さまも、ご自身の思い出と再会しながら、ゆっくりとお楽しみください。****************************************************

「「私家版」ふしぎの海のナディアといえば・・・」早起きのタクヤさんの日記より

放映が始まった当時、私は背景スタジオに入社して一年目でした。毎日毎日、会社に遅くまでいてアニメはほとんど見ることがなくなって一年・・・六畳一間の部屋には一応、テレビはありましたが、アンテナ線が部屋には無く、室内アンテナのわる~い画質で視聴するしかない環境・・・こんな環境も手伝って、アニメは自分が携わったものしか見ない日々、しかも、スタジオで先輩方と見るアニメはあくまで「自分の不出来の反省」ですから、楽しいはずもありません・・・orz

 しかし、そんな時に「ナディア」ですよ!アニメ誌や仲間内の噂で「これは、おもしろそう!!見たい!」と思いました。あの「オネアミス」のガイナックスさんの作品、しかもNHKです!!ぜひ、見たい!ですが・・・放映時間は当然のように就業中、スタジオでは見ることはできません・・・じゃ、ビデオ録画だとなるんですが、当時、ビデオデッキは高価だったので持っていませんでした!!スタジオに入って一年目のヤツに買えるような値段じゃない!!(確か、やっと月給8万円に届いたばかりのころだったような・・・)

 初めはこの業界で仕事してない友達に録画を頼もうと思ったんですが、「めんどくさっ!」と言われてあっさり却下・・・で、放映に間に合うように買いに走りましたよ!!ビデオデッキ!確か5万ちょっとの品物を3回分割で(号泣!)買ったような記憶が・・・

 でも、室内アンテナの環境、なんでかNHKだけことさら画質が悪くざらざらの「ナディア」でした・・・そんなことを思い出しました!

 今回、デジタルリマスター版の再放送決定、おめでとうございます!!クリアな画質に人一倍期待をして毎回、楽しみに視聴させていただきます!!

◆ざらざらのナディア、聞いただけで涙が出そうです><。 今回は美しい画面で、ぜひ、ご家族でゆっくりお楽しみください

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「思い出はこれから」活字のマリさんの日記より

「ふしぎの海のナディア」、見たことないんです。
だから、4月からの再放送が楽しみで^^/

できるだけ、予備知識なしに見たいのです。
だから、日記フェス【ナディア】は、放送終了後に読むのだ!
なんと、一年後。
覚えているかなあ・・・

◆わかります! 私も予備知識なし、を目指すタイプ。見終わったら、記念に読みに来て下さいね~


「ブルーウォーターでふられた」のんびりポレポレさんの日記より

ナディアの思い出ということで。
僕はナディア公開時は中学生で
思春期で、ちょうどアニメから離れかけた時期でした。

ホビージャパンなんかは読んでいて
オタクを公言してる友達はファイブスターが面白いと言っていた頃です。

僕は当時、ファイブスターは読んでみても訳が分からず、
そのままいけばアニメや漫画からはフェードアウトしていたと思います。

で、中学校の修学旅行に行った時、
夜に、何人かの友達が「ナディアの時間だ」といって
テレビをつけてアニメを見始めたんです。
オタクでもない、割と勉強ができる友達らが何人も群がって
熱心に見始めるアニメがあって。
なんじゃこりゃと。

それをなんとなく一緒に見ていたら
月並みですが、
自分が幼児期の時の「アニメ」という概念以上のクオリティで
しかもなぜNHKで!?という衝撃とともに
ハマッてしまって

修学旅行から帰ったあと
ビデオに撮っていた友達からビデオを借りて
当時としては高価だった「電気屋さんでのダビングサービス」で
見逃していた前半部分を全話ダビングしてもらい。

アニメディアは買うわ、ドープは買うわ。
体育祭の看板にナディアを描くわ。
ガレージキットに手を出すわ。

そりゃあもう、僕にとっては「お祭り」の状況でした。

なので、僕にとってアニメ出戻りのキッカケになったのが
ナディアというわけで。

そこから今のオタク人生が再燃してしまい、
ホビージャパンの背表紙にある(某代々木学園の)ヌード教室の写真で
性に目覚め、
その影響で美術部に入り、美大に入り

ガレージキットの会社に就職までしてしまい

いまはオタク系の本中心の古本屋まで始めてしまい

今現在まで岡田社長を追っていくことになり
クラウドシティにまで入る始末です(笑)
社長、僕の人生の責任とってください(笑)

で、中学生のときに美術部の下級生に恋をしまして
その子が誕生日のときに
何かプレゼントをしなければいけない!と思いまして

悩んだあげく、当時の僕が一番きれいだ、と思った
アニメメイトで買った「ブルーウォーターのネックレス」(←笑)を
彼女にプレゼントしました。

その後すぐにフラれてしまったのですが
その原因が僕にあるのか、プレゼントしたものが
アニメメイトのネックレスだったからなのかは
今でも分かりません。

ナディアの思い出というと、そんなところです。

リアルタイムで見ていた印象としては
作画のレベルが安定しなかった印象がありますが
それでも当時としてはすごい衝撃でした。

◆なんと、ブルーウォーターを彼女にプレゼント!?今話したら絶対受ける「鉄板ネタ」ですね!

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「やっぱノーチラス号かっこいい!」とーますさんの日記より

ナディアの特番見ました。テレビ見つつ、海賊生放送も見てました(^-^)
ふしぎの海のナディアは僕が中学生の頃でした。

ナディアといえば、やっぱメカの印象が強い!
それもノーチラス号!かっこいい!!
王蟲っぽいブリッジの形状とか、後方から見たシルエットとかかなり好きでした。

ちなみにプラモデルが当時発売されてましたね。
ノーチラス号は2つ買いましたよ。1つは当時のプラモデル雑誌(H○bby Japanだったかな?)見ながら電球仕込んだりしてみたりしました。いやー懐かしい。

僕は宇宙よりも空中よりも水中にロマンを
感じるようで、潜水艦超好きなんです。
だからネオノーチラス号になったときはちょっと残念でした。
だって飛んじゃうんだもの。。。

そんな感じで、ほんとに記憶に残っているのは「ノーチラス号かっこよかった!」ってことで、それ以外あんまり覚えていない。。。
今見るとネオノーチラス号ってエヴァンゲリオン初号機とよく似てますよね。
どちらもリアルタイムで見てましたが、気づきませんでした。

結末とかけっこう忘れてしまっているんです。覚えてるのは、最後のほうにでっかい3極のアレが出てきたなーとか(笑)ものすごく断片的に覚えてるんですよね。
今見たらどんな感じなんでしょうか。楽しみです。

そんな感じで再放送、楽しみにしています。

◆「ザ・男子!」な感想ですね。今なら、色々、楽しめることが増えていると思いますよ。

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「かすかな思い出 」ひなたさんの日記より

未見なのですが、「ふしぎの海のナディア」にまつわる思い出話を。

「ふしぎの海のナディア」が放映されていた、あのころ…
本屋さんに並ぶアニメ雑誌の表紙には、いつもナディアの姿がありました。
クラスの友人の間でも、話題になっていました。
NHKのアニメだから、親もうるさく言わないハズ。

テレビをつけたら観られたのに、一度も観ることなく放映終了してしまいました。

ちなみに私と同世代の主人は、ナディア再放送に盛り上がっていて
主人のgoogleの共有カレンダーには「ナディア」という予定が入っております。

それなのに、どうして私は観なかったのか。
それは…

「ナディアという主人公は相当に性格が悪い」

というウワサを友人に吹き込まれていたからです。
(ナディア好きな皆さん、ごめんなさい…)

友人からは、アニメの登場人物だというのにまるでクラスの気に食わない子をけなす勢いで、ナディアの悪口が出てきました。

本屋さんでアニメ系の雑誌を立ち読みするたび、毒づく友人に
すっかり恐れをなして
「そんなに嫌な主人公なら、観ない~!」
と敬遠してしまったのです。

大人になって思い返すと、
そこまで「嫌い」なのは、「好き」の裏返しのようにも思います(笑)

(※この「ナディアの性格が悪い」件については、岡田さんのインタビューと文字起こしで触れられていました。
面白く拝読しましたが、ネタバレがあるので、未見の方はご注意を。)

…あとは、ちょっと、服がやらしかった。
家族と一緒に観ていいアニメなのかな、って思ってしまったのです。
NHKだけど、ちょっと微妙な雰囲気を感じていました。
はい。

ということで、私が知っているナディアの情報は、
主題歌と、服装と、性格が悪いらしいという噂。

あと、友人が「ま た ナ デ ィ ア !」と憤慨しながら立ち読みする、アニメ雑誌に載っていたパロディマンガも心に残っています。

「青空~♪裏切らない~♪」という主題歌を背景に、
人は信じられないけど自然はいいよね!と
キラキラしているナディアの頭上に嵐がやってきて、
ざあざあぶりの雨に打たれながら
「もう信じられない…」とがっくりきている姿…。
(ちょっとかわいかったです)

「そんな簡単に負けちゃだめだよー!!」と、マンガを真に受けてもやもやしたことを憶えています。

さて、当時の印象が散々だった(ごめんなさい)ナディアという少女は、大人になった自分の目にどう映るのでしょうか。

きっと「観ていないのに記憶に残っている」というのは、少なくとも自分の周囲では「時代の空気」のひとつになっていたということです。
そして、「NHKだけど、いいの?」という当時の感覚も、きっと間違っていなかったと思っております(笑)。

当時を懐かしみながら、放送を楽しみにしています。

◆ナディアは確かにスルーさせな魅力がありますよね、「時代」が感じられるエピソード、ありがとうございます。

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「ナディア」文具のマサヤス 理想さんの日記

リアルタイムではなくVHSレンタルで見た。本放送は90年4月~91年4月就職してから3年目で観たのは多分93か94年。

さっき調べてみたらネモと今のわたくしが同年齢と発覚!!!!

監督の対談を読んでいまとなっては「宇宙人キング」の裏設定も「あったこと」になってる。

オマージュだらけで楽しい作品でした。遺言を読んでるのでピュアな感想が難しい。

◆気づくとネモ船長と同じ年齢・・・ショックですね。この前、知り合いが「うちの娘も、もう綾波レイと同い年ですよ・・・」と寂しそうでした。

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「アニメにまだわくわくできた。良かった。」りょうたさんの日記より

いままで、ナディアをちゃんと通してしてみた事がなかったのでこの機会に、見てみようと思います。

感想

なんといってもまずは、OPがよい!

「汝は冒険者か。危険という名の滝をくくり抜けその奥に伝説の正体を
求めるものか。ならば我を求めよ。」
という言葉で始まり、
物語の背景となる世界観を語る(声優さんの声がまた渋い!!)

そして一旦、暗いとも言える雰囲気を作り出しておいて
画面は主題歌へと移る。
主題歌の第一声がまたすばらしい。

「いーまーきみのめにー」と
最初の高音が何ともわくわくさせる。


いきなりだが
このわくわくとした気持ちに出会って、正直ぼくはホッとした。
この作品はぼくをわくわくした気持ちにさしてくれそうだ。


最近もう僕はアニメにわくわくしなくなってきているんじゃないかと思っていた。

それはここ数日、ようやく届いたパソコンで(ここ半年僕の家にはネット環境がなかった)今期のアニメをつまみ食いしていた時に抱いた不安だった。


待望のアニメ三昧の日々なのに

あの夏でまっている、偽物語、ANOTHER、ギルティクラウンあたりの作品を見ながら
イマイチ変なイメージが入ってきて、わくわくしてこない自分がいた。

あの夏でまっているの髪の赤い女の人、お願いティーチャーの先生みたいやなーとか、ANOTHERのたまに入る人形の感じが嫌だったり、
イマイチなにかしらが鼻についてうまく作品が見れなかった。

そこへきてナディアの
「汝は冒険者か』とはじまるOPと
「いーまーきーみーのー目にー」という主題歌である。

なんだか、はっとした。

画面に釘付けになった。
なんだアニメ面白いじゃないかと。

画面にうつる、ジャンはかっこいいし、ナディアは可愛かった。
なんだ、よかったぼく、アニメやっぱりすきじゃん。

うん。よかった。

結局まだ1話しか見ていないがこれからゆっくり見ていこうと思う。

◆わくわく、大事ですよね。先は長いですから、ゆっくりお楽しみください。




otaking_ex_staff at 18:00コメント│ この記事をクリップ!
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