FREEexなう。

恋愛をテーマに、岡田斗司夫の著作をお届けしている今回の特集！！
お陰様で第一弾も大好評を頂き、人気記事ランキングで二位に躍り出ると言う快挙を果たせました。
ありがとうございます。

はい、第二弾はこちらです。

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『30独身女、どうよ!?』って、まずこのタイトルどうですか。
命令形で疑問形。果たしてこれに何と答えますか。
男性が答えるならこんな感じかな。女性だったらこんな感じ。
…そうやって色々考えてみても、みんなおかしなものばかり。
正解らしきものにはたどり着かない。



本書によると正解は「30独身女は正しい」です。どうしてそれが正解なのかは本書をお読みください。

ちなみに『30独身男、どうよ!?』の正解は「30独身男はどうにもならんわ」です。
…正解怖い。

結婚どうにかなると思っていた女性が戸惑ったり苦しんだり。
結婚どうにかなると思っていた男性はどうにもならなくなっている。
そんな姿を描いた本書刊行から10年。社会は更に変わりました。

まぁ、少し読んでみて下さい。下腹に力入れてからどうぞ。


◆「○○してあげる」という男は絶対にダメなんだよ。「○○する」でなきゃ。「連れて行ってあげる」じゃなくて「連れて行く」「教えてあげる」じゃなくて「教える」という発想ができないと、女の子には縁がない。

◆結婚できなくてもいいでしょ?　結婚にこだわるの、やめたらいいんだよ。そうしてピカイチの愛人を探す。自分たちが求めているのが、実は愛人なんだということに気がつかないから、みんな困ってる。

◆「自分の中の社会が許してくれない」という感覚は、表現は色々だけど、全女性が持ってる共通感覚みたいだね。それが「できるかも」っていう可能性が見えるのが、離婚した後なんじゃないかなあ。

◆女の子の場合、恋をして結婚して出産するっていう物語があって、その物語が折れたところから成長が始まるわけだよね。「結婚して、その葛藤を乗り越えて、離婚する。そのワンセットがイニシエーションだ」って言えるのかも。

◆女の子が大人になる時代がとうとう来ちゃった。女の子が大人になるってことは何かって言うと、母親を乗り越えることなんだよ。「大人になるって何か?」それは「母親を乗り越えること」。すごい、かっこいい（笑）!

◆恋愛っていい年した男女がわざわざ幼児化する、っていうゲームだから。「恋愛って演劇性だ」って最近よく言っているんだけど。いかにも恋愛してますって思えるようなことをしない限り、恋愛にならないと思うんだよね。

◆恋愛とは、幻想じゃなくて消費財なんだ。それも耐久消費財じゃなくて、一般消費財。賞味期限は3ヵ月とか6ヵ月。100円ショップで買えるようなものを、生涯使おうとするからえらいことになる。祭の日に買って、その夜捨てても大丈夫なのが今の恋愛なのに。

◆王子様を待つのか、王子様になるのか。応援したい男を見つけるか、自分がそうなるか。自分がそうなってしまったら王子様は必要ない。恋人じゃない対等な友達の男だけでOKになる。恋愛関係がどうしてもほしい場合、母親的になることを恐れてはいけない。

◆「男には女を見る目がない」、ここアンダーライン引いてね。男の本質にあるのは、「オレのことを本当に好きになってくれる女の子だったら、誰でもいい」なわけ。なぜ誰でもいいかというと、「女の子にはいろいろあるらしいけど、わからない」から。

◆（男は）自分を好きだと言っている女の子には、実は相当弱い。特に甘えさせてくれる相手に弱い。だから「私はあんたのママじゃないわよ」じゃなくて、ママになったふりができる女の子は、最終的にモテる。


とりあえず現状認識は一致させないとまずいんじゃないでしょうか。
男性でも女性でも。結婚するにもしないにも。
皆さんどうでしょうか、というかどうよ!?

と偉そうに書いているのも、どうにもならん方なんですが……。



企画･構成：のぞき見のミホコ
ライター･引用編集：無銘のマサフミ

*前回の特集　【恋愛特集】「恋愛のトリセツ」でハッピーバレンタイン！
　はこちら　http://blog.freeex.jp/archives/51312315.html