クラス替えでビミョーです 2011/06/04 朝日新聞 朝刊
○相談者 14歳 女性
中3の女子です。
新学期のクラス替えで、部活の子(=A)と同じクラスになりました。
AはKYで協調性がなく、感情の起伏が激しいので、学年のほとんどの女子から嫌われていて、中1のときから孤立しています。
私もAのことはちょっぴり苦手だけど、無視も意地悪もせず普通にしゃべるので、Aにとっては「私しかいない」状態で、今回同じクラスになったことをとても喜んでいます。
でも、私はビミョーです。
私が見捨てたら、Aが1人になるのは目に見えているので心がいたむのですが、Aといると、他の女子は離れて行ってしまいます。
お弁当を食べる時も、私ひとりなら受け入れてくれるグループも、Aと一緒だと嫌がるのです。1年間Aと2人っきりと考えると、それは苦痛です。
今年は中学校最後の1年ですし、修学旅行もあります。私としては、もっといろんな子と遊んだり、話をしたりして、ぜひ楽しい1年にしたいと想っているのです。
そのためには、Aとのことをどういうふうにすれば、いいのでしょうか。
岡田先生のファンで、いつも楽しみに読んでいます。
ぜひ先生に回答をお願いします!
●回答 岡田斗司夫
人間は「バカ正直」か「ズル賢い」か、どっちか。そして他人への関わり方は「お節介」か「弱虫」か、どっちか。
つまり、あらゆる人間は「バカ正直&お節介」「バカ正直&弱虫」「ズル賢い&お節介」「ズル賢い&弱虫」の四種類のどれかです。
「バカ節介」ならAから逃げず説教するでしょう。「あんたがそういう子だから友達ができないのよ!」とウザがられても離れず説得するはず。なにせバカ正直でお節介なんですから。
「バカ弱虫」はAのことを我慢しながらも逃げられずイヤイヤ付き合います。これまでのあなたの戦略はバカ正直だけど弱虫なんですよね。
「ズル節介」はAに「ひと言だけ言ってあげるけど」と怒鳴って、それきりサヨナラです。いちおう説教するだけのお節介は持ってるけど、ズル賢いので深入りはしません。
「ズル弱虫」は最初からAと友達になりません。遠巻きに無視する。これがズル賢く弱い人間の戦略です。
あなたのこれまでの戦略「バカ弱虫」はもう限界です。となると、残り三つから選ぶしかありません。
●弱虫→お節介になって、Aの性根を叩き直す。
●バカ正直→ズル賢くなって、Aから徐々に離れ、みんなと一緒に無視する。
●弱虫もバカ正直もやめて、今まで言いたかったことをAに怒鳴り、さっさと逃げる。
いわゆる究極の選択です。どれを選んでもしんどいでしょう。
あなたは弱虫のくせに今までバカ正直にAに付き合ってあげた。「なんで私が?」とイヤになりながら、よく頑張りました。そんなあなたのことを僕は良い人だと思う。たぶん好きです。きっとAも他の友達も、あなたの「弱虫だけどバカ正直」な部分が好きなんですよ。
でも、あなたはAと同時にこれまでの「好かれる自分」を捨てて、これからのために生まれ変わるんですよね?
そんなあなたのために、大人の私からズル賢いアドバイスです。四つのうちどれを選ぶか、これから仲良くなりたい友達に相談してみなさい。彼女たちにも四つの選択肢を考えさせる。これであなたは、友達の輪に自然と入れるし、同時に、友達からAへの扱いも微妙に変化するかも。あなたが見捨てるAにも変化のチャンスが与えられます。
Aもあなたも大事なモノを失うのは同じ。見捨てるしかない。Aも、自分の一部も。
生まれ変わりなさい。生き残るために。
まだ成長中の個体ですからね。この子はこれでまた成長すると思います。
その後の彼女の反応を観察して対応を考えましょう。
ただ、やはりAとつるんでる眼鏡をかけた小柄な女子生徒が妨害する可能性もあるので注意が必要です。
「他の友達に相談する」という方法は思いつきませんでした。
どういう結果になっても後悔はしないことでしょう。
最後の二行がガツンときました。自分もちゃんとしよう!って思いました。
私のブログへ飛んできていただいてありがとうございました
ビックリしました
嬉しかったです(^。^)
(しまった! 読まれてしもた(ー_ー)!! って感じですが
これからも、すてきな回答を楽しみにしています
ただし自分の場合は私自身がAの
立場だったこと。人から見捨てられて
周りから人が居なくなって、やっと自分と
向き合える。甘えさせてくれる人がいると
際限なく甘えちゃうんだよね。。。
いくつかのフィルターを通してしか、相談者とそれを取り巻く状況はわからない。
だから、その詳細は回答する側が推察するしかない。
今回の相談も、あくまで相談者の主観を通しての状況報告と、それに対する想いが述べられているに過ぎない。
そのため、それに対してひとつの回答をするのは、かえって相談者に誤った結論を強いる結果になりかねない。
岡田斗司夫さんの回答は、難しい問題なだけに、そのあたりを考慮して、相談者に複数の選択肢を提示している。
我々は人に相談する時、実は自分の中で選ぶ行動を既に決めていることが多い。
対して、相談される側は、唯一絶対的な回答があるような気になり、また、自分自身がとるだろう行動がまさしくそれであると思いこむ傾向にあるように思える。
人間は多様である。
相談に答える人の数だけ回答はある。
しかし、その回答も大きく分ければ数種類にしかならず、今回の岡田斗司夫さんの回答はその大きな分類をすべて上げたものであるといえる。その意味では、間違いのない回答ではないだろうか。
また、相談者のいままでの考え方も肯定し、これから選ぶどの行動も否定していない。
Aに対しての良心と自分の願望に板挟みになった相談者の悩みを「許し」ている。そのうえで、Aに対して責任のようなものを感じてしまった相談者に対し、いずれにせよ「覚悟」を決めることを促している。自分の気持ちは、自分が背負うしかないのだと。
自分のファンである相談者を突き放さず、相談者に自立も促している岡田斗司夫さんの回答は上手いし、ズルいwww
もともとこの相談者が解決は出来ないんだよなー
Aと他の友達との問題だから
ベストアンサーでした
「悩んでいる内容を、直接その当事者である彼氏(or付き合うかもしれない相手)に相談してみなよ」
って、アドバイスしていた事を思い出しました。
答える側の人物に相談するのは、聞きたくない答えが返ってくる可能性があって弱気になるけれど、
実は人って、その相談に親身に答えてくれるキャパはあったりする。
そのキャパを信じて託す事が信頼関係にもなる。
(そのキャパが無い人とは、どうやっても付き合っていくことは困難なので諦める。)
自分が真摯に向かい合いたい相手なら尚更、相手の懐を信じて飛び込む。
複数の人間の間で起こる問題は、ひとりだけでは解決できない。
相手を信じてアクションを起こしてみたら?と思って相談を勧めました。
そして、そんな事を言っていた自分を今の今まで忘れていました。
岡田さんの凄いところは、相談者にその相談内容を提示しているところだと思います。
きっと友達は真剣に考えてくれるでしょうし、
そうやって相談してくる「弱虫だけどばか正直」な相談者に好感を持つのではないでしょうか?
相談者の女の子が、Aと他の友達に相談することで、より良い関係を築いて行ければ良いですね。
中学3年の1年が充実した物でありますよう心から願っています。
めんどくさい相談しやがって
しらねーよ
とクラス中に思われるに一票
でも、俺はAを見捨てない方がいいと思う。(もう遅いかな)
>>Aにとっては「私しかいない」状態で、今回同じクラスになったことをとても喜んでいます。
これはあなたにとっても同じだと思う。
いくらあなたが生まれ変わってもクラスは変わらない。
Aを無視する?
俺の勝手な予想だけどあなたにそれはできない。
だから俺からの提案は
Aと仲良くする。
Aのキャラをあなたがわかってあげる。
むしろAのキャラをあなたが作ってあげる。
んで笑える方向にもってく。
「ホンット仕方ねえなAは」ぐらいに思っとく。
まあ、Aが本当に笑えないくらいイタイならまた別だけどさ。