FREEexなう。

2010年06月28日

【人生の取り扱い説明書】 10回目 学者タイプエピソード集

「人生のとりせつ」も早や10回目。
今回は学者タイプのエピソード集です。これで、あなたのまわりの学者タイプを見つけましょう。

もしあなたが「こんな事、当たり前じゃないの!」と考えてしまったら、それはあなた自身が学者タイプ、ということです。
もしあなたが「こういうタイプ、一番嫌いだな」と思ったら、あなたは学者より優位にある「職人」かもしれません。来週をお楽しみに。

では、今回は「知ったかぶりの学者タイプ」のひと口エピソードです。

●物欲が薄く、衝動買いもあまりしない。ブランドが嫌いで、こだわりもない学者タイプ。
僕の友達S氏は、車を買う時は、まず買おうと予定している車のパンフレットを手に入れ、熟読する。
その車についてよく知って、その車を「好きになる」為だそうだ。で、気分が盛り上がってから買う。
「よく知ることで好きになれる」のも、「欲しいと思う為に努力が必要」なところも、なにかヘンだ。

●人の話を聞く時も、自分の興味ある部分だけ反応する。「はぁ‥はぁ‥、あっ、そこ面白いですねぇ!」 他はおもしろくないということだ。

●自分の中で一度決心したことに関しては、意志が強く、長続きする。
僕の廻りで、アトピーの子供の為に、食事制限を実行しているお母さんは、学者タイプばかり。

●約束を破ったら、ムチャクチャ怒る人が多い。
「何で自分で言ったこともできないの?」その怒りは、相手が年上でも子供でも、親でも上司でも容赦ない。

●1日の行動パターンが決まっている人が多い。作家のT氏。自由業だが、毎日同じ道を通って同じ時間に、同じ本屋に行く。

●フレックスの会社に勤めるK氏は、毎日「笑っていいとも」を見てから出社する。
仕事で早く出社する必要があるときは、仕方なくビデオで録画する。
別に「笑っていいとも」が特に好きなわけではない。1回でも見れない回があると気持ちが悪いからだ。

●ハングリー精神ゼロで、飄々と生きる学者タイプ。昔の友達のY君。
20歳の頃の夢が、自分の部屋を、映画「2001年宇宙の旅」の宇宙船の中みたいに改装すること。
趣味に邁進するため、仕事は公務員みたいに楽で余暇がいっぱいあるものを希望していた。

●知人のA夫人。親子遠足のお弁当の作り方に一工夫。
一週間毎日、その日のオカズを一品ずつ保存しておいて、それだけでお弁当を作ってきたのだ。
腐りにくいものから計画的にメニューを組んだらしい。手抜きなのかマメなのかわからない。とにかく工夫が成功して嬉しそうだった。

●TVで紹介されていたしっかり主婦。
スーパーのチラシを5種類以上見比べ「カラー印刷のものより、2色印刷の方が、情報が新しいので安い」と推理。
この季節ならキュウリは何円以下、と自分で底値を設定。それより高い日は買わない、というシステマチックな行動は、学者特有のもの。

●ソフトハウス社長のA氏は、世間話していると頼みもしないのにすぐ、人生相談に乗りたがる。
で、相手の状況を分析、評価してくれる。趣味の野球と三国志研究を結びつける、独自の人生論があるそうだ。

●学者タイプは、約束に弱い。だから、約束する時は異常に慎重になる。
僕の旧友Jさん。彼の口癖は「僕、そんなにマジメじゃないから」と約束することを渋る。
Jさんは、自分のことを「フマジメだから」と言い張ってしまうほど、人一倍マジメなのだ。
仲間うちでは、「マジメにフマジメしているJさん」で、通っていた。

●学者タイプは感情的になるけど、立ち直りが早い。あとで感情的になったことに対してとても恥ずかしそうにする。

●友人の有名マンガ家E氏。
「僕は、どうやったらマンガがヒットするか全部わかっている。スタッフみんなが僕の言うとおりにすればうまくいくのに、言うことをきかない。仕方ないから、できるだけわかるよう、丁寧に説明してる」と独自の理論をいつも展開。

●学者タイプは、どっか冷めてるというか、一歩引いている。
評論家A氏はいつも、「自分は社会の動きを村外れで見守っているような存在です。村人が相談に来たら何でも教えてあげる。聴きに来ないなら来ないで、それもいい。でも、いつでも聴きに来たとき答えられるように、見守っていているのです」と涼しげに語る。

●会社員K君。酒場の愚痴で「あの問題はこうした方が効率がいいんだけど、何で課長はこうしないのかなぁ」
「課長に何でいわないの?」「だって訊かないんだもん」
言えよ!

●先日の仕事の打ち合わせで。A案とB案、どちらにするかでモメにモメた。
我が社はA案を推し、先方はB案。2時間話した結果、ようやく先方のB案でまとまった。
その話し合いの最期に、先方のスタッフの一人、Kさん「私は、A案でも別にいいと思います」全員唖然、先方の上司は渋い顔。

●学者タイプの人は、極端なまでにひと目が気にならない。
僕の家内は箸が正しく持てない。
昔、ぼくが「外で食べる時みっともないから、練習しろ」と言ったら「そんなことに気を使うくらいだったら、一生外ではご飯を食べない」と断言した。
もちろん本気である。

いかがでしょうか?みなさんの廻りのあの人やこの人の姿が浮かんできたでしょうか。次回はこだわりの職人タイプのエピソード集です。




testotakingex at 15:44コメント│ この記事をクリップ!
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