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2010年11月01日

ex社員が語る『遺言』:猫写真のテツヤ編

ロフトプラスワンでのイベント『遺言』は、私がオタキングexに入社する遠いきっかけになりました。イベントをまとめた書籍が販売されたのは嬉しいことですし、多くの人に読んでもらいたいと思っています。

「岡田斗司夫」の名前を知ったのは、DAICON3/4のオープニングビデオです。友人がどこからか仕入れてきて「我々とあまり年齢の変わらない人がすごいことをやってる」と見せてくれました。TV版『電車男』のオープニングが、DAICON4のオープニングアニメと酷似しているのは有名な話です。

 

ただし、特に熱心な岡田斗司夫ファンというわけではありませんでした。『トップをねらえ』は、友人宅で酒を飲みながら見ていたら途中で寝てしまいました(社長、すみません)。ゲーム『プリンセスメーカー』は結構やったんですがエンディングまで到達していません。著作も全く読んでいませんでした。たまに BSでアニメやらマンガの話を面白く語っているなあ、と思ったくらいです。

深く関わるようになったきっかけは『世界征服は可能か』(ちくまプリマー新書)です。出張中、帰りの電車で読もうとタイトルにひかれて買いました。これが 非常に面白く、自分の連載コラムのモチーフにしたくらいです(この時のコラムは、編集前の原稿をアットマークITのブログで公開しています)。

あんまり面白いので感想をmixiに書いたら、翌日「岡田斗司夫」を名乗る人がアクセスしています。プロフィール写真は私が知っている姿とは全然違う体型です。でも、公開されている日記を見たらどうも本人らしい。さらに調べたらダイエットに成功したらしい。そして『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書) が出版されていることを知りました。書評に「文化論としても読める」とあったので購入、こちらも面白く読みました。そして、感想をmixiに書くと、相変わらず翌日には岡田斗司夫の足あとが付いていました。これが「注目型」の特徴だと知ったのは後の話です。

そのうちに『いつまでもデブと思うなよ』と『遺言』のイベントが二夜連続で開催されることを知り、新宿歌舞伎町のロフトプラスワンに行きました。『デブ』は女性の友人2人と、『遺言』はDAICON3にも出かけたという友人と一緒です。

どちらのイベントも面白かったのですが『遺言』は、予定の内容が全然消化されず2回、3回と続きます。冒頭で「今回で終わりです」と宣言するのも一種のギャグとなりました。ただし、どうも、これ、社長の持ちネタのようです。別のイベントでも「半分過ぎてまだここです」とレジュメの3行目くらいを指さして笑いを取っていました。

『遺言』では、今まで聞いたことがない話や、気付かなかったことが数多く語られました。『宇宙戦艦ヤマト』のプロデューサー西崎義展さんとの会話は大爆笑ですし、『プリンセスメーカー』と『信長の野望』の意外なつながりから「構造をぱくることは盗作ではない」ことを学習しました。『トップをねらえ』で語る「感動」も感動的でした。学生時代、エンディングの「オカエリナサイ」でイが左右逆になっているシーンで寝ていたことは後悔しています。

ほとんどのエピソードは、元となる作品を知らなくても楽しめるはずです。おたく文化草創期に青少年時代を過ごした方はもちろん、そうでない方にもぜひ読んで欲しいと思います。

遺言
岡田 斗司夫
遺言

  • 定価:¥2,835 (本体 : ¥2,700)
  • ISBN4480864059




testotakingex at 15:12コメント│ この記事をクリップ!
遺言 

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